相手を不快にさせない上手な断り方
本当はやりたくなくても頼まれると断れずにいるのは、「断って相手から嫌われたらどうしよう」「もう誘ってもらえなかったらどうしよう」という不安な気持ちがあるからです。逆説的に言えば、断り方を工夫するだけで、相手との関係性がこじれたり、溝が深まったりすることを避けることができます。
そんな不安を持つ子供たちも、以下のポイントをおさえれば、少しは肩の荷が降りるのではないでしょうか。
正直な気持ちを伝える
「母親と出かける」「クラブチームの練習がある」など、断る理由を正直に伝えるように言ってみましょう。
代案を提示する
ただ一方的に断るのではなく、「来週水曜日の放課後なら時間がある」「明日の放課後はどう?」「来週の土曜日に一緒に遊ばない?」というように必ず代案を提示させるようにしましょう。
子供の断る力を磨くために親が読んでおくべきおすすめの本
まとめ
断る力を磨く上で重要なことは、必ず代案を提示することです。誘う方も勇気を出して誘ってくれているかもしれません。相手の気持ちを無下にしないよう、「今日は難しいけど次回はどう?」という提案、というのが大切なのではないでしょうか。
参考
学校・家庭・地域が力をあわせ、社会全体で、 子どもたちの「生きる力」をはぐくむために ~新学習指導要領 スタート~ 生きる力|文部科学省
断る力を身につければ人生はうまくいく|careersupli
断るが勝ち。キャリアアップのための自分時間のつくり方|cafeglobe
「Noと言う力」を鍛える9つのテクニック|lifehacker