ポジティブ心理学を活用!ネガティブな子供を前向きにさせるには ( 4 )

将来的にはビジネスシーンでも生かせる

将来的にはビジネスシーンでも生かせる

個人の強みを引き出せる

ポジティブ心理学は将来のビジネスシーンでも役立ちます。前述の24の強みのうち、トップ5を発揮することで、自分の個性を最大限に生かせることが研究でも示唆されています。

アメリカのバージニア大学の心理学者ジョナサン・ハイト教授は、2つのグループに対して、一方のグループにトップ5の「強み」を、もう一方にはボトム5の「強み」を毎日使ってもらう実験を2週間行いました。2週間のうちには、2グループに差は見えませんでした。しかし、その後の追跡調査でトップ5を使ったグループは、実験終了後も自発的に強みを生かし続け、幸福度を維持することができたのです。

ボトム5は、自分の「弱み」とも言えます。これらの「弱み」を「強み」をもってして克服することがポイントです。単に弱みだけをストイックに克服しようとするのではありません。例えば、弱みが「謙虚さ」で、強みが「感謝」だとすれば、相手に感謝をしっかりと伝える中で、どれだけ自分が周りの支えのおかげで生きられているのか考えてみよう、となるのです。

自分の強みについては、「VIA Institute on Character」で無料診断を受けることができます。登録は英語ですが、120個の日本語の質問に回答すれば、日本語でレポートの結果を見られます。自身や子供の強みを把握しましょう。

個人が自分の強みを引き出して、発揮することにより、自発性と幸福感をもって仕事をはじめ、人生のさまざまな局面で生かせるのです。

組織力を強くする

組織(チーム)との関わりなしに仕事をすることは難しいでしょう。組織のメンバーの「強み」を知っておくことが組織を活性化させる原動力になります。誰かの弱みをほかのメンバーの強みで補ったり、強みをお互いに高め合ったりすることで「組織力」は磨かれます。そのために、お互いの「強み」を知ることから始めましょう。

組織で強みを生かしながらプロジェクトを遂行できたら、お互いに「各々がどういった強みを発揮できたのか」「どのように補い合えたのか」を振り返る時間を持つことも大切です。振り返りから、よりパフォーマンスを高めるためにどう発揮すれば良いか、どう補い合えば良いかが見えてくるでしょう。

終わりに

ポジティブ心理学は、子供だけでなく大人でも活用できます。親が子供の強みを把握して、それを発揮できたときに褒めてあげるとモチベーションにもつながるでしょう。まずは「強み」を分析するところから始めてみてはいかがでしょうか。

参考
ポジティブ感情の役割|日本パーソナリティ心理学会
幸せを科学する!「ポジティブ心理学」で組織に意識改革を起こす方法|LightWorks BLOG
〔ポジティブ心理学〕あなたが気づかなかった「強み」を引き出す方法|LightWorks BLOG
ポジティブ心理学を活用! 子どもの学習意欲を高める「声かけ術」|パピマミ
ビジネスや人生に活用できる注目の科学・ポジティブ心理学とは?|Life&Mind
ポジティブ心理学|心理化学研究所

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