TALISの調査結果から読み解く日本の教育現場の実態と課題 ( 4 )

グローバル化の中で教育現場が求められている変化

グローバル化の中で教育現場が求められている変化
現在、日本だけでなく世界中の国々がグローバル化によって教育政策の変容を迫られています。国家や市場からの自律性を確保するためにどのように教員を教育していくかが今後の議論の争点になるでしょう。

一例として、スペインなどでは各大学が独自に教員教育カリキュラムを設計している教育機関もあります。教員免許制度や公的研修に依存しない教員や学校、地域発信型の教員教育プログラムを開発していくことなどが提案されています。それにより、教員というある種閉鎖的な勤務環境に閉じこもることなく、地域や異業種との交流を持ち、よりグローバルな環境に適した教員を育成することができると言われています。

TALISは国家の教育政策に役立たせるのを目的として施行されていますが、これらの結果やデータを活用して教育環境の向上はもちろん、教員教育にも役立たせることが出来ます。

参考
OECD国際教員指導環境調査からみる教師教育研究の課題|東洋大学学術情報リポジトリ

まとめ

TALISの結果は日本や世界の学校教育環境の現状と課題を浮き彫りにしましたが、同時に私たち保護者である地域の人々への課題も同時に示しているのではないでしょうか。
子供の教育環境についての参考にするのはもちろんですが、一市民として地域や国の教育に何ができるのか、足りていない部分を家庭でどのように補えば良いかを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

参考
図録▽日本の先生は世間知らずか|社会実情データ図録
【寄稿】教員は「忙しい」なんて言ってない ―国際教員指導環境調査(TALIS)をどう読むか―|BLOGOS

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cocoiro編集部

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