TALISの調査結果から読み解く日本の教育現場の実態と課題 ( 3 )

調査結果に基づく今後の文部科学省の取り組み予定と問題点

TALISの調査結果に基づき、「OECD国際教員指導環境調査(TALIS)のポイント」にて文部科学省は今後の取り組み予定として以下のことを挙げています。

  • 養成・採用・研修の抜本的改善による教員の資質向上
  • 学習指導要領が目指す教育の推進
  • ICTを活用した教育の強力な推進
  • 教職員等指導体制の充実が必要

「養成・採用・研修の抜本的改善」によって教員の質を向上していく、という試みで審議中のようですが、この中に問題となっている教員の勤務時間・分業化などによる業務負担の軽減、男女平等な勤務環境などに関しては現時点で記載はありません。ICTの活用などにより、国や地域の財政負担の軽減にもつながることが予想されますが、それが果たして教員の質や教育現場の向上につながるのかどうかを考えていく必要があります。

今後どのように改善されていくのか、これからの未来を創っていく子供たちの保護者である私たちがしっかりと見据えていく必要があります。