使いやすい給食袋の簡単な作り方
給食袋を作る際、デザインや大きさも重要ですが、子供が使いやすいということが1番大事です。小学生の実情を踏まえた上で、使いやすい給食袋の作り方をご紹介します。これから作るという方は、ぜひ参考にしてください。
簡単に作るなら裏地なし・マチなし・切り替えなし
ソーイングに自信のある人が作ると、可愛らしい切り替えがついていたり、しっかりとした裏地がついていたり、マチがついていることがあります。ただし、これはあくまでも上級者のテクニックです。初心者が失敗なく簡単に作るには、以下のタイプに挑戦するのがおすすめです。
- 裏地なし
- マチなし
- 切り替えなし
このタイプは大きさを合わせた1枚の布で作ることができ、ミシンがあれば比較的簡単に仕上げられます。手縫いも不可能ではないですが、簡単さを重視するのであれば、ミシンを使うのが最良の方法と言えます。両口縛りか片口縛りかは、学校のルールや好みによりますが、布地さえ間違えずに用意できればそれほど難易度に差はありません。学校によってはランチョンマットなども揃えなくてはいけなかったり、枚数をあらかじめ多めに準備しなくてはいけないケースもあるので、簡単に作れるタイプを知っておくと便利です。
給食袋を作るときに必要なもの
給食袋を作るときは、主に3つのものが必要になります。布地やひもなどは手芸店に行くといろいろな種類があるので、子供と一緒に選ぶと楽しいでしょう。
布地
子供の好きなキャラクターや柄を選んで用意します。学校によっては「無地のもの」「アニメキャラクターは禁止」などといった指定がある場合もあります。説明会で指定された布地を購入しましょう。現在では、大きさを言えばお店で裁断してくれるのでとても便利です。
ひも
布地の柄にあったひもを用意します。ひもは中幅の45センチを2本購入します。ひも自体にラメが入っているようなタイプもありますが、ラメ入りのタイプは滑りが悪いので、薄い布地の給食袋には不向きなようです。また、太すぎるひもも手の小さな子供にとっては扱いづらいので、中幅のタイプをおすすめします。色や幅がたくさんあるので、あらかじめ下見をしておくと良いかもしれません。
ミシン
布地の端処理で使用するジグザグ縫いや返し縫いなどは、ミシンがあると非常に便利です。ミシンは高額というイメージがありますが、それほど高性能でなければリーズナブルに購入できるものもあります。機能がたくさんついているものは使いこなすのが難しいので、特に必須ではありません。名前の刺繍ができるようなタイプもあるので、これから袋に名前を入れることも考慮して、準備してみるのも良いでしょう。
給食袋の簡単な作り方
給食袋の簡単な作り方をご紹介します。タイプは「裏地なし・マチなし・切り替えなし」の両口タイプです。初心者でも比較的簡単に作れるのでおすすめです。
作り方の手順
- 布地の端にほつれ止めの端処理をします。ミシンのジグザグ縫いやロックミシンでOK
- 布地を中表にして、半分に折ります。縫い代を1センチとって、周りを縫い合わせます。上部は7センチ開けてください
- ひも通しの部分を作ります。2で残した部分の縫い代を半分に折り、アイロンをかけます。そして0.5センチのところをミシンで縫います
- 布地の上部を1センチ折り、更に2センチ折ってアイロンをかけます。そして折った部分の下部をミシンで縫います。このとき、端は必ず返し縫いをしてください
- 布地を表にひっくり返して、ひもを通します。ひも通しがあれば便利ですが、なければ安全ピンやクリップ、太めのヘアピンなどで代用できます
- ひもを通したらひもの端を結んで完成です
ミシンに慣れない人は、若干時間がかかることもあるでしょう。失敗してしまうことも頭に入れて、早めに準備することをおすすめします。成功のポイントは丁寧に行うこと。1つ1つの工程を面倒くさがらずにこなすことで、きれいな給食袋ができ上がります。子供の新入学に間に合うよう、ぜひトライしてみてください。
参考
(フォーラム)ランドセル、重くない?|朝日新聞DIGITAL
簡単♪ 給食袋(巾着袋)の作り方 【入園入学グッズ無料レシピ】 |NAVER まとめ
給食袋の作り方|そーいんぐ.com
給食袋の一番簡単な作り方はひもは片側のみ、マチなし、裏地なし|handmadebycue.com
「給食袋」基本の作り方♪ 簡単かわいいオリジナルを!|macaroni