今日からできる!逆上がりの練習方法
子供が逆上がりを練習する際、できれば負担を少なく、効率的な方法でサポートしてあげたいものです。鉄棒に必死に食らいつくだけでは、なかなか成功しません。また「できなかった」「うまくなれない」といった諦めの感情が生まれてしまいます。
これから練習をする上で、やる気がなくなってしまうのは絶対にNGです。鉄棒でうまくできないときは、それ以外の方法や、道具を使って成功体験をさせてあげましょう。
いきなり鉄棒はNG・マット運動から始めよう
鉄棒でいきなり逆上がりの練習をすると、手が痛くなったりお腹をぶつけたりすることが多く、子供にとっては苦痛でしかなくなってしまいます。うまくできないときは、逆上がりに似た動作を、マット運動で練習してみましょう。
だるま起き
- 膝を抱えてマットの上に座る。
- そのまま後ろにひっくり返る。この時、頭は起こしてマットにはつけない。
- 膝を抱えたまま、反動を利用して起き上がる。
後転
- 手は逆上がりのときと同じ形をする。
- 足を伸ばして、踏切と同じようにマットを蹴る。
- そのまま後ろに素早く回転し、足を伸ばして頭の上につける。
このようなマット運動で、イメージや体の動きを習得することによって、鉄棒での練習が非常に効果的になります。家の中でもできるものなので、時間のある時に少しずつ練習することも可能です。
親子で一緒に鉄棒で練習
- 子供は鉄棒の前に立ち、背面合わせで親が後ろに立つ。
- 子供がジャンプをして、おへその下あたりに鉄棒がくるようにする。
- 親が前かがみになり、子供は親の背中に体重をかけるようにもたれかかる。
- 親はそのままバックをする。
- 親の背中に支えてもらいながら、子供は足を振り上げて回転する。
手だけで子供の体を支え、足を上までもっていくのは、とても大変です。親が足だけを持ってもうまく回転することは難しく、子供が痛がることも多いので、親の体を使っての練習を試してみてください。一緒に練習することで、子供に安心感を与えることもできるメリットがあります。