子供がテレビに近づいてしまう理由と、近づけないための5つの対処法 - cocoiro(ココイロ) - Page 3

子供をテレビに近づけない!5つ対処法

では、画面に近づいていってしまう子供を、テレビ画面に近づけないようにするためにはどうすればいいのでしょうか? 子供をテレビに近づけない5つの対処法をご紹介します。

ベビーゲートを使って近づけない

ベビーゲートとは、子供が台所や階段など危険な場所に行かないように家庭内で利用ができるよう設計された門や柵のことを言います。ベビーフェンスと言う人もいます。

これをテレビの前に子供が近づけないように設置しましょう。親がベビーゲートで設定した距離から、強制的にテレビに近づけない対策となります。

テレビを見るとき専用の椅子を作る

ベビーゲートなどで強制的に距離を設定するのではなく、聞き分けのできる年になったらテレビを見るとき専用の椅子を作るのも良いでしょう。

ルールを守る姿勢も育ち、お気に入りの椅子を用意してあげれば子供も気分良く離れた位置からテレビを見ることができます。テレビと距離をとって視聴する習慣も身につきやすくなるでしょう。

人工芝を敷く

ホームセンターなどで購入ができる人工芝をテレビの前に敷いて、子供をテレビに近づけさせないようにするアイディアです。効果としてはベビーゲートと同様です。人工芝は子供が素手や裸足で踏んだり触ったりするとチクチクして痛いので、子供にとってはその上に乗ることには不快感をともないます。

人工芝の難点は子供の性格によっては面白がって乗ってみたりして、痛がらない場合もあるという点です。自分の子供に向いている対策かどうか検討する必要があるでしょう。

両親と一緒に見る

子供だけでテレビを見てしまうと、画面に少しずつ近づいていっても無意識なので、子供自身が自らを省みることは難しいです。そこで、テレビは両親が一緒にいるときに見るようにします。

一緒にテレビを見ていれば子供がテレビ画面に近づいてしまっても、気がついた段階で注意したり、画面から離れることを促すこともできます。

できたら褒める

テレビ画面からきちんと離れてみていることができたら、子供を褒めてあげてください。

テレビ画面に近づけまいとすると、どうしても注意や防止策に目がいきがちです。両親から注意され続けるよりも、できたときに褒めてもらえれば子供は自ら決まりやルールを守ろうとします。

おわりに

おわりに
子供がテレビを近くで見ることは、あまり良いとは言えません。しかし闇雲にダメだと注意するのでなく、なぜテレビ画面に近づくことがダメなのかを理解することで、気をつけなければならないポイントや本当に注意しなければならないことを子供に伝えられるはずです。

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