自己肯定感はなぜ必要?自分でできる診断方法は?

自己肯定感の低い子供は、自分への自信のなさから「もし失敗したらどうしよう」「自分にはそんなことできない」「どうすれば良いのかわからない」と物事をネガティブに考えてしまう傾向があると言われています。

事実、埼玉大学紀要「小学生の学校生活意識と自己肯定感との関連」によると、日本人は諸外国に比べて自己肯定感が低いとされています。

今後の日本の未来を担う子供たちがの自己肯定感の低さは、高齢化社会を迎える日本にとって大きな課題となっているのです。それにしても、一体なぜ自己肯定感がここまで重要視されるのでしょうか? 今回は、子供の自己肯定感と診断するツールについてをご紹介したいと思います。

自己肯定感とは?

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自己肯定感とは、自分の存在価値を認めることができる感情のことを指します。自分の価値を認めるというのは、決して天狗になったり自惚れたりすることではありません。自己肯定感の高い人は、自分の間違いやダメな部分を素直に受け入れて、「より良くするためにはどうすればいいのだろう?」と前向きに努力することができます。

そのため、クラスで騒いで先生に叱られたり、宿題をせずに遊んで両親に怒られたりしたときも、素直に「ごめんなさい」と謝ることができるのです。怒られてもへこたれず、「なぜ注意されたのか」「自分の行動のどのような部分がダメだったのか」を考えて、同じ失敗を繰り返さないためにどうすればいいのか、ポジティブに考えることができます。

自己肯定感についての詳しい内容は、下記の記事で紹介しています。もっと知りたい! という方は、ぜひチェックしてみてください。

自己肯定感が高い・低いってどういう意味?

自己肯定感の低さは睡眠が関係している?

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2014年、文部科学省は、「睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果」を発表しました。小学校第5学年から高等学校第3学年まで、100校を対象に行われ、「就寝時間と自己肯定感の関係」という項目で興味深い結果が報告されています。小学生で「自分のことが好きだ」と答えた割合は、就寝時間が「21時前」が23.2%、「21~22時前」が18.6%、となっているのです。

つまり、就寝時間が遅い子供は、夜眠る時間が早い子供に比べて自己肯定感が低いと考えられるのです。夫婦共働きによって急な打ち合わせや残業で帰宅が遅くなれば、子供は大人に合わせた生活サイクルになってしまいます。

登校時間は決まっているため、就寝時間が遅くなれば、当然睡眠時間はその分少なくなりますよね。そのため、就寝時間が20時から21時に、21時から22時へと遅くなることによって、子供の心身の成長と健康に大きな影響を及ぼしているのです。