お七夜・命名式のポイント
時期的にバタバタするお七夜と命名式ですが、ここではお七夜・命名式を行う際に、ぜひ押さえておいて欲しいポイントをまとめました。知っておきたい豆知識もあるので、参考にしてください。
ママの体調を最優先に
お七夜と命名式は、厳密にいうと産後7日目です。ただ体調によってはママがまだ入院中ということも考えられますし、退院していたとしても、大事にしなければいけない時期です。7日目ということにとらわれず、各家庭の状況に合わせて、お祝いをするようにしましょう。
ちなみに筆者の場合は、帝王切開で出産したため、7日目はまだ入院していました。体調が優れなかったので、私の回復を待ってみんながお祝いをしてくれたのを覚えています。ただ出生届は生後14日までに提出する必要があるので、名前だけは決めてしまいましょう。お祝いはママの体調と相談してからでも遅くはありません。
名づけは誰が行う?
基本的に、名づけは「誰かが行わなくてはいけない」ということはありません。
(参照元:名付け〜赤ちゃんの名前はいつ・誰が決める?【妊娠・出産・育児お悩みアンケート】|cozre)
以前はパパの実家の決まりがあったり、代々受け継いでいる漢字を一文字使用するなどといったこともありましたが、近年ではパパとママで決めることが多く、9割以上の人が夫婦で名前を決めているようです。名づけの本を参考にしたり、姓名判断などを利用することもありますが、最終的に決めているのは、やはりパパとママということになります。子供の名前を考えるのは、とても楽しい時間です。パパとママで一番だと思う名前を考えてあげてください。
命名書は誰が書くの?
もともと、お七夜は父親の実家が主催して行っていた慣わしがあります。そのため、父方の祖父が名付け親となり、命名書も祖父が書くというのが一般的とされてきました。しかし現代では、そこまで厳密に昔の風習に則って行うことは少なくなってきています。出産後ママが自分の実家にいることも多いので、わざわざ父方の実家に行くことも難しいです。名づけは夫婦で行うことが多いので、命名書はパパが書くことが増えてきており、出産前から名前を考えているケースがほとんどです。
参考:お七夜・命名式とは?お祝いの日の数え方やお祝いの方法まとめ |赤ちゃんの部屋
命名書の正しい書き方とは?
命名書には正式な書き方と略式の書き方があります。これは各家庭や地域によっても差があります。ここでは一般的とされる命名書の書き方をご紹介します。
正式な命名書の書き方
(参照元:本当にわかりやすい!『命名書』の書き方|cawaiku)
上記が正式な命名書の書き方になります。
- 子供の名前
- 父の名前
- 母の名前
- 続柄
- 子供の生年月日
- お七夜の日付
- 命名した人の名前
これらを三つ折りにした「奉書紙」というものに書き、神棚に供えるとされていました。しかし現代では、神棚がない家庭が非常に増えてきたこともあり、簡素化した略式のものを利用する家庭が増えてきています。筆を用意して書くのは少々緊張しますが、とても良い思い出になるので、頑張って正式の命名書にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
略式的な命名書でもOK
(参照元:本当にわかりやすい!『命名書』の書き方|cawaiku)
略式の命名書の書き方は上記の通りです。
- 子供の名前
- 父の名前
- 母の名前
- 続柄
- 子供の生年月日
略式の命名書は「半紙」に書きます。ただ、保存をしていくつもりであれば、本物の半紙ではなく、「命名紙」といわれる厚手の紙に書くことをおすすめします。また近年では、字の苦手な人のためにプリンター対応の商品や、代筆のサービスなどもあります。直筆ならではの温かみも良いですし、プロの腕前を堪能できるものも素敵です。どの方法を選ぶかは、パパとママが相談して、負担が少なく、思い出に残るものを選んでください。
参考:本当にわかりやすい!『命名書』の書き方|cawaiku