赤ちゃんのうちからできる!運動神経を伸ばすために知っておきたいこと - cocoiro(ココイロ) - Page 2

運動神経のために赤ちゃんのうちからできること

5歳頃から始まるゴールデンエイジの時期よりも前に、赤ちゃんのうちから運動神経を育てるためにできることはないのでしょうか? 赤ちゃんのうちはあくまでもベースとなる動きを習得しやすくさせるために3つのことを意識して、無理をさせず運動することを心がけてください。

ハイハイをたくさんする

個人差はありますが、生後8ヶ月くらいからハイハイができるようになります。「え?ハイハイは運動なの?」と思ってしまう方もいるかもしれません。しかし、ハイハイができるようになったら赤ちゃんにはなるべく多くハイハイをさせるように意識しましょう。

ハイハイは両手と両足で体を支えて、全身を使って前へ進む運動です。赤ちゃんはスイスイとやってみせますが、これを大人がやってみると結構疲れると思います。ハイハイの体勢でずっと動き回っているのは、かなりの運動量です。

ハイハイができるようになったら、しっかりハイハイで動いてもらうことで全身を動かすことを覚えてもらいます。また安全が確認できれば、芝生や砂の上でハイハイさせても、新しい刺激が入ることで神経系の発達が期待できます。

遊びを通して様々な動きを経験する

小さい子供のうちは、とにかく遊びを通してさまざまな動きを経験し、習得することを目指しましょう。上手にできなくてもいいので、いろいろな動きを経験することが大切です。

体を起こしたり1人で歩くことができるようになったら、ボールを投げたりする遊びも取り入れましょう。大人には一見簡単なように思える「投げる」という動作ですが、実は「目標に向かって何かを投げる」のはかなり難易度の高い動作なのです。将来的に投げる動作のあるスポーツ種目に取り組むかはわかりませんが、子供のうちから投げる動作を覚えてもらいましょう。

また、公園にある遊具でも積極的に遊びましょう。ジャングルジムなどは「渡り歩く」「登って下りる」「くぐる」「飛び下りる」「ぶら下がる」など、1つの遊具でさまざまな動きを行うことができるのでおすすめです。