何から始めたらいい?子供が健康的に痩せるダイエットとは

何から始めたらいい?子供が健康的に痩せるダイエットとは

子供にダイエットをさせるとなると、健康や成長に悪い影響が出てしまうのではないかと心配になる方もいるのではないでしょうか。今回は子供が健康でいることを前提に、まずはダイエットは必要かどうか? そして、もしダイエットするとしたらどのような運動や食事をしたらいいのか、気をつけてほしいことを解説します。

子供の「痩せたい」=ダイエット開始?

親が心配するのももちろんですが、子供が「痩せたい」と言い出したらどうしたらいいのでしょうか? 子供が希望するままダイエットを開始してしまって大丈夫なのでしょうか?

「痩せ願望=ダイエットが必要」ではない

メタボリックシンドロームのように健康に害があるくらい太ってしまっているのであれば、ダイエットを検討しなければなりません。しかし、子供たちが「痩せたい」と言う理由に「健康」を挙げる子供は少ないかもしれません。

2018年に発表された「女子におけるダイエット行動とメディアの影響」という調査研究によると、「痩せている方が美しい」というメディアの影響は小学生にまで及んでいます。「今の体重よりも2kg〜2.5kg痩せたい」という希望を、小学校6年生の時点で多くの女子が持っているそうです。

メディアが子供たちの痩せ願望に大きく影響していますが、子供たちの「痩せたい」と「ダイエットをすべき」はイコールではないのです。

不要なダイエットは健康に良くない

本来必要のないダイエットを子供がしてしまうと、どのような影響があるのでしょうか?

食事のコントロールをして不要なダイエットをした場合、本来体に必要な栄養が不足する状態となってしまいます。すると単に栄養が不足するだけでなく、貧血によるめまいやふらつきなどの自覚症状が出てきたり、子供が成人した時に骨の中身が空疎になり、骨折しやすくなってしまう骨粗鬆症のリスクが高まります。

必要のないダイエットは一時的な問題ではなく、子供の生涯に渡る健康への影響が出てしまう危険性もあります。

ローレル指数でダイエットが必要かチェック

子供にとって不要なダイエットは百害あって一利なしです。とは言っても、子供の体型がふっくらしていくのを放置すると肥満のリスクが出てきます。そこで、自分の子供にはダイエットが必要なのかを、「ローレル指数」という数値できちんとチェックしましょう。

日本医師会によると、ローレル指数とは「学童期の発育状況を知る目安の数値」とされており、子供の栄養状態や発育状態の指数で、肥満や痩せの尺度となる指数です。

ローレル指数の計算式

ローレル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(cm)の3乗 × 10の7乗

ローレル指数の判定

100未満    :痩せすぎ
100~115未満 :痩せぎみ
115~145未満 :普通
145~160未満 :太りぎみ
160以上    :太りすぎ

(引用元:ローレル指数(しすう)をけいさんしてみよう。|日本医師会