学校の選び方や準備について
モンテッソーリ教育に興味がある場合は、まずは説明会を聞きに行ったり、見学会に行って幼稚園や保育園の雰囲気を実際に感じてみるのがいいでしょう。説明会や見学会などは、9月~10月頃に開始され、11月上旬から願書を提出し、面接といったスケジュールが一般的です。年明けの2月頃に入園体験や保護者説明会を実施し、4月から入園がスタートとなります。事前に気になる園のHPなどで詳細を確認してみましょう。
説明会や見学会に参加してみる
モンテッソーリ教育を取り入れている園は全国でも複数ありますが、説明会や見学会では、子供に合った環境であるかの見極めが大切です。特に見ておきたいポイントが先生です。先生の役割は子供をしっかりと理解し、見極めたうえで子供に一番合った教材を差し出します。
もしも観察力の足りない先生が担任になったり、モンテッソーリ教育についてよく理解していない園に通ってしまうと、子供が放任されるだけになる可能性も考えられます。そうならないためにも、事前に園の見学会などに積極的に参加し、じっくりと教育環境を見極めることが大切です。
費用について調べる
モンテッソーリ教育を取り入れた園は複数あるため、条件が合えば別の園を受けてみたいと考える方もいるかもしれません。そこで事前に確認しておきたいのが、出願料です。検定料という名称になっている場合もありますが、園に入るための面接を受けるために必要なお金です。園によって料金は異なりますが、複数受験の場合は数万円になる可能性もあります。
他にも、入学金や維持費、保育料、教材費、お弁当代など、私立の園よりも高い相場になっていることが多いので、気になる園の費用について事前に確認するようにしましょう。
面接で気をつけたいこと
モンテッソーリ教育の幼稚園や保育園では、入園の際に面接が行われます。事前に子供とやりとりについて練習することも1つの方法です。親が聞かれる質問としては、幼稚園に入りたいと思った理由や通学方法、家庭での教育方針や子供の長所や短所といった内容が一般的です。
また、子供が聞かれることとしては、名前と年齢、好きな食べ物や嫌いな食べ物、いつもどんな遊びをしているか、などが挙げられます。園によっては試験がある場合もありますので、事前にしっかりと面接に向けて準備をすることが大切です。
モンテッソーリ教育は子供の自立を育てる教育法
モンテッソーリ教育は年齢に合った教育を行うことで、子供の社会性を身につけ、自立した人間性を育てる教育法です。モンテッソーリ教育の理念は家庭でも取り入れることができますし、幼稚園や保育園で実践することも可能です。モンテッソーリ教育法に興味がある方は、まず見学会や説明会に参加し、モンテッソーリ教育を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
参考
モンテッソーリ教育について | 公益財団法人 日本モンテッソーリ教育綜合研究所
モンテッソーリ教育ってどんなもの?保育園・幼稚園の特徴や教育内容をご紹介!|ベネッセ教育情報サイト
家でもできる「モンテッソーリ教育」のコツ | 東洋経済オンライン
モンテッソーリ 子の逸脱を引き起こす5つのケース |日経DUAL