いとまき
作詞:香山美子
作曲:小森昭宏
楽曲:保育士バンク! https://www.youtube.com/watch?v=qJwxaxawVys
昔から保育園や幼稚園といった保育現場でよく使用されている手遊び歌で、懐かしく思うママやパパも多いのではないでしょうか。糸を巻きながら、こびとや動物、靴や服をつくるところを手で表現します。覚えやすい歌詞と簡単な振りつけなので、小さな子供も楽しめます。
動きは簡単ではありますが、手をグルグル回したり、トントンと合わせたり、腕を閉じたり開いたりといった動きがあり、上半身を中心に運動機能を高められます。両手を合わせたり、形を模倣したりといった動きもあるので、脳に刺激を与えることもできるでしょう。
歌に登場する動物やつくる物を変えたり増やしたり、こびとや動物の代わりに子供の名前を入れたり、動物のサイズに合わせて動作を大きくしたり小さくしたりと、いろいろとアレンジが可能な手遊び歌です。子供にアイデアを聞けば、創造力や表現力を育むきっかけを与えられます。
おべんとうばこのうた
作詞:香山美子
作曲:小森昭宏
楽曲:キッズボンボンTV https://www.youtube.com/watch?v=OBa1B-aEoqQ
NHKの「みんなのうた」で放送されたことのあるわらべうたで、昔から保育園や幼稚園といった保育現場でも取り入れられています。多くのパパやママも、子供のころにこの歌を歌いながら手遊びをしたのではないでしょうか。
歌のタイトルどおり、お弁当箱におにぎり、刻みしょうが、にんじん、しいたけなどを詰めていく様子を手で表現します。数え歌でもあり、「2」はにんじん、「3」は山椒、「4」はしいたけ、「5」はごぼうとなっています。
指で数を表現しなければならないので、小さな子供には少し難しいかもしれませんが、適度に助けてあげながらゆっくりと行えばできるでしょう。慣れてきたらスピードを上げたり、「ゾウのお弁当箱」と題して大きなお弁当を作ったり、ちっちゃな「アリさんのお弁当箱」にしてみても良いでしょう。ママやパパ、子供のお弁当を作ったりとアレンジを楽しんでみてください。
手遊びを通して子供と秋を楽しもう!
歌いながら手や指、全身を動かして遊ぶ手遊びは、特別な道具を使わずに、いつでもどこでも気軽に楽しめる遊びです。感情を落ち着かせたり、集中力を高めたり、ことばや数字の学習を促したりといった効果が期待できます。
この記事では、秋をテーマにした手遊び歌を9曲ご紹介しました。誰もが知っている定番の手遊び歌や、小さな子供もできる歌も含まれています。いつもの遊びに手遊びを取り入れ、子供と一緒に秋を感じながら楽しんでみてください。
参考
手遊び歌の種類と成り立ちについて|徳島文理大学研究紀要第84号平成24.9
保育活動に対する幼児の集中力に及ぼす導入としての手遊びの効果|梅花女子大学心理こども学部紀要