親子で楽しめる秋の手遊び歌9選

秋 手遊び

手遊びとは、歌と手や指の動きが一緒になった遊びのことで、保育園や幼稚園といった保育現場でも導入されています。当記事では、親子で楽しめる秋をテーマにした手遊び歌を9曲ご紹介します。こちらを参考に、手遊びを通して親子で一緒に秋を感じてみてください。

秋におすすめの手遊び歌9選

秋といえば、木の実や落ち葉などの自然を始め、焼き芋やお団子といった食べ物も連想されます。秋をイメージした手遊び歌には、どんぐりやもみじ、焼き芋などが登場し、秋という季節の魅力について理解していくことができます。ここでは、秋をテーマにした手遊び歌を9曲ご紹介します。

どんぐりころころ


作詞:青木存義
作曲:梁田貞
楽曲:キッズボンボンTV https://www.youtube.com/watch?v=m2RpBNabpXo
大正時代に作られた童謡で、終戦直後に小学校の音楽の教科書に採用されて広く歌われるようになりました。そのため、誰もが1度は耳にしたことがある歌と言っても過言ではありません。手指の細かい動作はなく、腕を大きく動かして行います。複雑な動きが含まれていない簡単な振りなので、小さな子供も一緒に楽しめるでしょう。

「どじょう」や「恋しい」という意味が分からないときは、写真や実物を見せたり、意味を説明してあげると良いでしょう。歌を覚える過程で、子供の語彙を増やしてあげることができます。歌をきっかけに、どんぐりを探しに出かけてみるのも良いかもしれません。

大きなくりの木の下で


作詞:不詳
作曲:イギリス民謡
楽曲:ハピクラワールド https://www.youtube.com/watch?v=NBGrGLasDN4
手遊び歌の本にもっとも掲載されている歌の1つで、極めてポピュラーな手遊び歌と言えるでしょう。子供とペアになり、お互いの顔を見ながら歌うことで、親子のつながりを感じたり、コミュニケーションを取ることができます。ゆったりとした大きな動作ばかりなので、乳児期から楽しめるでしょう。

春は「桜の木」、夏は「ヤシの木」、冬は「もみの木」と季節ごとに木を変えたり、「なかよく遊びましょう」を「たのしく遊びましょう」に変えたりと、アレンジして歌うことができます。「あなたとわたし」を子供の名前やパパ、ママに変更してみても良いでしょう。子供にアレンジのアイデアを聞いてみると、面白い答えが返ってくるのではないでしょうか。

やきいもグーチーパー


作詞:阪田寛夫
作曲:山本直純
楽曲:キッズボンボンTV https://www.youtube.com/watch?v=oYf-9mab8sY
手遊び歌の本によく掲載されている手遊び歌の1つで、秋を代表する食べ物であるやきいも(さつまいも)が登場します。NHKの「おかあさんといっしょ」で放送されたこともあるので、知っているママやパパも多いのではないでしょうか。

「おなかがグー」、「あちちのチー」、「たべたらなくなる なんにもパー」とじゃんけんのグーチョキパーを使い、歌の終わりに実際にじゃんけんをします。歌詞が短く、振りつけも比較的簡単なので、小さな子供も楽しめます。実際に歌い始める前に、グーチーパーの練習をするのがおすすめです。グーチーパーを作るのに慣れておけば、手遊びをスムーズに進められます。

細かい指先の運動をはじめ、大きな腕の動きが含まれているので、手、指、腕の運動機能の向上が期待できる手遊び歌です。歌詞に合わせてやきいもをイメージしながら歌えば、子供の想像力や表現力を育めます。この歌をきっかけに、実際にやきいもを食べてみるのも良いでしょう。

だんごだんごくっついた


作詞・作曲:不詳
楽曲:HAPIKUチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=JJ7b6PN5-9s
お団子に見立てた両手のグーをそれぞれのほっぺたにくっつけ、なかなか取れないという手遊び歌です。歌の終わりで、「ポーン」と言いながらくっついてしまったお団子を取ります。単純な振りと短い歌詞なので、1〜3歳の小さな子供向けと言えるでしょう。

ほっぺただけではなく、頭やお腹、ひざなど、お団子をくっつける場所を変えれば、より楽しく遊べるでしょう。少し大きな子供には、お団子をくっつける場所を考えてもらってみてください。ママやパパはくっついたお団子を取るのを子供に手伝ってもらえば、親子でより楽しめます。

おてらのおしょうさん


作詞・作曲:わらべうた
楽曲:おうちようちえん https://www.youtube.com/watch?v=_dqCzOLMuZw
ペアになって遊ぶ代表的な手遊び歌・わらべうたです。「せっせっせーのよいよいよい」で始め、お寺の和尚さんがかぼちゃの種をまき、その成長の様子を手で表現します。また、歌の最後にじゃんけんをする、じゃんけんの歌でもあります。初めはゆっくりとしたテンポで始め、徐々にスピードを上げていきましょう。

複雑な手や指の動きは含まれていないので、小さな子供とも一緒に楽しめるでしょう。この手遊び歌を通して、かぼちゃの種がどのように大きくなるのかを学ぶことができ、知育につながります。インターネットでかぼちゃの成長過程を検索するのも良いでしょう。

げんこつ山のたぬきさん


作詞:香山美子
作曲:小森昭宏
楽曲:キッズボンボンTV https://www.youtube.com/watch?v=hVF__c2n2Ts
ミルクを飲むしぐさやねんね、抱っこを、たぬきになりきって手で表現します。体験済みのことや日常生活でも行なっていることなので、子供にとってイメージしやすい動きです。子供を実際に抱っこしたり、おんぶしたりすれば、親子のスキンシップにもなり、子供に喜ばれるでしょう。

ミルクを飲むしぐさや、抱っことおんぶといった動きのほかにも、手をトントンしたり、クルクル回したり、歌の最後ではじゃんけんしたりと、手や腕を使った運きが組み込まれており、いい運動になります。

こちらの手遊び歌ではたぬきがメインですが、両手を頭に当ててうさぎ、片手を長い鼻のようにしてゾウ、両手の3本指をほっぺに当ててネコ、両手の人差し指を頭に当てて牛など、手を使って表現できる動物を登場させることもできます。子供にどんな動物にしたいか相談したり、アイデアを出してもらえば、想像力や創造力を育むことができるでしょう。

くいしんぼうゴリラ


作詞:阿部直美
作曲:おざわたつゆき
楽曲:保育士バンク!チャンネル【公式】 https://www.youtube.com/watch?v=LnUL2A2pMXk
曲名のとおり、くいしんぼうのゴリラがバナナをはじめ、レモンや玉ねぎといった食べ物を食べ、その様子と感想を表現した手遊び歌です。皮をむいたり、紙をむいたり、包丁で切ったりと、食べ物によって食べる前の準備が変わり、食べた後の感想も違います。

こちらの手遊び歌の魅力は、歌詞を自由に入れ替えて遊べるところです。ゴリラに食べてもらいたい食べ物を子供に聞いてみてください。あわせて、食べる前の準備方法や食後の感想も一緒に考えればより楽しめます。ゴリラではなく、ライオンやゾウなど違う動物を登場させるのも良いでしょう。アイデアをどんどん出すことで、手遊びが広がるだけではなく、子供の創造力や表現力も広げてあげられます。

いとまき


作詞:香山美子
作曲:小森昭宏
楽曲:保育士バンク! https://www.youtube.com/watch?v=qJwxaxawVys
昔から保育園や幼稚園といった保育現場でよく使用されている手遊び歌で、懐かしく思うママやパパも多いのではないでしょうか。糸を巻きながら、こびとや動物、靴や服をつくるところを手で表現します。覚えやすい歌詞と簡単な振りつけなので、小さな子供も楽しめます。

動きは簡単ではありますが、手をグルグル回したり、トントンと合わせたり、腕を閉じたり開いたりといった動きがあり、上半身を中心に運動機能を高められます。両手を合わせたり、形を模倣したりといった動きもあるので、脳に刺激を与えることもできるでしょう。

歌に登場する動物やつくる物を変えたり増やしたり、こびとや動物の代わりに子供の名前を入れたり、動物のサイズに合わせて動作を大きくしたり小さくしたりと、いろいろとアレンジが可能な手遊び歌です。子供にアイデアを聞けば、創造力や表現力を育むきっかけを与えられます。

おべんとうばこのうた


作詞:香山美子
作曲:小森昭宏
楽曲:キッズボンボンTV https://www.youtube.com/watch?v=OBa1B-aEoqQ
NHKの「みんなのうた」で放送されたことのあるわらべうたで、昔から保育園や幼稚園といった保育現場でも取り入れられています。多くのパパやママも、子供のころにこの歌を歌いながら手遊びをしたのではないでしょうか。

歌のタイトルどおり、お弁当箱におにぎり、刻みしょうが、にんじん、しいたけなどを詰めていく様子を手で表現します。数え歌でもあり、「2」はにんじん、「3」は山椒、「4」はしいたけ、「5」はごぼうとなっています。

指で数を表現しなければならないので、小さな子供には少し難しいかもしれませんが、適度に助けてあげながらゆっくりと行えばできるでしょう。慣れてきたらスピードを上げたり、「ゾウのお弁当箱」と題して大きなお弁当を作ったり、ちっちゃな「アリさんのお弁当箱」にしてみても良いでしょう。ママやパパ、子供のお弁当を作ったりとアレンジを楽しんでみてください。

手遊びを通して子供と秋を楽しもう!

手遊びを通して子供と秋を楽しもう!
歌いながら手や指、全身を動かして遊ぶ手遊びは、特別な道具を使わずに、いつでもどこでも気軽に楽しめる遊びです。感情を落ち着かせたり、集中力を高めたり、ことばや数字の学習を促したりといった効果が期待できます。

この記事では、秋をテーマにした手遊び歌を9曲ご紹介しました。誰もが知っている定番の手遊び歌や、小さな子供もできる歌も含まれています。いつもの遊びに手遊びを取り入れ、子供と一緒に秋を感じながら楽しんでみてください。

参考
手遊び歌の種類と成り立ちについて|徳島文理大学研究紀要第84号平成24.9
保育活動に対する幼児の集中力に及ぼす導入としての手遊びの効果|梅花女子大学心理こども学部紀要

この記事をかいた人

Yukiko Žilinskas

男の子2人のママライター。EQと共感力を高める子育て、非暴力コミュニケーション(NVC)に興味があり勉強&実践中。教育や子育てに関する情報をママ目線でお届けします。