プロテイン摂取の注意ポイント
小学生でも飲めるプロテインは、大人用のプロテインと違ってタンパク質だけにこだわったものではなく、その他の成長に必要な栄養成分が豊富に含まれています。
望ましい成長を促すことができるプロテインですが、飲む量や時間帯、運動などの関係において注意すべきポイントがあります。プロテインと上手に付き合うためによく理解しておきましょう。
過剰摂取は控える
プロテインの主成分はタンパク質であり、体内に過剰に摂取された場合には尿として排出されます。しかし、過剰摂取を継続すると腎臓や肝臓に負担がかかり内臓疾患を引き起こす可能性があるとともに、吸収しきれずに蓄積されたタンパク質が脂肪に変わってしまうことになります。
せっかく体作りをしようとして飲んだプロテインで内臓疾患や肥満になっては意味がありません。小学生という時期を考慮して過剰摂取は控えるようにしましょう。
就寝直前には飲まない
プロテインにはタンパク質の吸収が早いタイプとゆっくりと吸収されるタイプの2つがあります。吸収が遅いプロテインを就寝直前に飲むと胃腸に大きな負担をかけることになります。
胃腸の機能が低下するとせっかくの栄養成分も分解、吸収することができなくなります。食事だけでも胃腸には負担がかかるため、寝る前のプロテインでさらに負担増とならないよう注意することが必要です。
運動も併せて行う
プロテインはもともと筋肉を増量するために活用されているものです。たくましくて健康な体にはある程度の体重が必要であり、脂肪ではなく筋肉をつけることが大切です。
筋肉がつけば代謝やエネルギーの循環がよくなります。プロテインを飲んで運動不足になるとエネルギーに変換されないタンパク質が脂肪に変化して肥満の原因となってしまいます。軽度の運動を継続することが大切です。