高校受験はほとんどの人が通る道です。受験を控えた子供が勉強の仕方や進め方が分からないと悩んだり、勉強時間のことで不安に思ったりしていませんか? この記事では、高校受験のための勉強法とコツをはじめ、勉強時間の目安や理想的なスケジュールをご紹介します。受験生である子供のために親ができることもお伝えしていますので、ぜひご一読ください。
もくじ
高校受験の勉強スケジュールとは?
勉強スケジュールを立てることは、高校受験において大切なことの1つです。中学1・2年生から毎日1時間でもコツコツと勉強しておくのが理想ですが、なかなかそうはいかないこともあります。しかし、受験の年である中学3年生になってからでも遅すぎることはありません。
ただし中学3年生の場合、受験までの時間は1年間しかありません。貴重な時間を有効に使うためにも、以下のスケジュールに沿って勉強を進めていくと良いでしょう。
4〜8月 | 1・2年生の範囲の基礎問題を繰り返し解き、漢字や英単語を暗記する |
9〜11月 | 3年生の基礎問題を繰り返し解き、漢字や英単語を暗記する |
12〜2月 | 文系は長文対策、理数系は応用問題を解き、過去問に取り組む |
2月〜受験日 | 面接や小論文の対策をし、苦手分野に集中して取り組む |
(高校受験の勉強スケジュール|中学生の勉強方法<<塾なしでも7日間で成績が上がる>>より筆者作成)
時期別の勉強時間の目安
高校受験に備えるには、1日にどのくらい勉強すれば良いのか気になるところです。なかには部活の練習があって帰宅時間が遅く、勉強時間の確保が心配な子供もいることでしょう。以下に1日の勉強時間の目安を時期別にまとめましたので、ご覧ください。
時期 | 1日の勉強時間の目安(平日) | 1日の勉強時間の目安(休日) |
4月〜夏休み前 | 1時間 | 4〜5時間以上 |
夏休み | 6〜8時間 | 6〜8時間 |
9月〜冬休み前 | 3〜5時間 | 6〜8時間以上 |
冬休み〜入試当日 | 5時間 | 8時間以上 |
(高校受験のための勉強時間の目安と、時期別にやるべきこととは?|KEC個別指導メビウスより筆者作成)
まず、4月〜夏休み前までは、平日1時間は必ず勉強するようにしましょう。そして、定期試験前は5時間ほど勉強するようにします。夏休み中は部活動引退後ということもあり、本格的に受験勉強をスタートさせる時期です。1日6〜8時間は頑張って机に向かいましょう。
帰宅後に時間がある9月〜冬休み前までは、1日3〜5時間は勉強しましょう。受験が近づく冬休み〜入試当日までは、平日は1日5時間、休日は8時間以上が勉強時間の目安です。1日の大半を勉強に費やすことになりますが、入試が終われば勉強漬けの日々から解放されます。それを励みに少しの間頑張りましょう。