毎年体が大きくなり着られなくなる子供服……処分してしまうのも一つの方法ですが、お下がりとして親戚や知人にあげることも少なくありません。マイナビニュースが小学生の子供がいる会員に調査を行ったところ、お下がりをあげたことのある人は7割にものぼり、その中でも友人(ママ友)などにあげた人が最も多いという結果が出ています。
参考
子どもの服のおさがりをあげたことはある? あげて助かったことは? | マイナビニュース
しかし、いくら子供の着られなくなった洋服だとしても、思い出のあるものや大切な人からの頂き物など、どうしてもあげたくないということもあるでしょう。お下がりが欲しいと言われてもあげたくないものだったときは、どのように対応していますか?
今回はお下がりとしてあげたくない場合の上手な断り方をご紹介します。普段からお付き合いがある以上、なかなか断れないという人はぜひご参考にしてください。
もくじ
お下がりをあげたくない理由
お下がりをあげたくない理由は人それぞれではありますが、ここでは4つのポイントに絞ってあげたくない理由をご紹介します。「お下がりが欲しい」と言って断られた経験のある方は、どのような理由だったのかを考えてみてください。
愛着や思い入れがある
例え小さくなって着られなくなったとしても、愛着や思い入れのある洋服は、簡単に他人にあげたくないという気持ちがあります。
- 記念の洋服(幼稚園の制服・お祝い着・初めて〇〇したときの洋服など)
- おじいちゃん・おばあちゃんに買ってもらった洋服
- 自分が子供に着せたくて買った洋服
- 大事な友人からお祝いにもらった洋服
このような洋服は、親としてとっておきたいと考える人も多くいます。
フリマやリサイクルで売りたい
最近では子供服のリサイクルやフリマアプリでの売買が非常に活発です。状態やブランドなどにもよりますが、いくらかのお金になるのは事実です。お下がりとしてあげてしまうと結局はタダになってしまうため、少しでもお金に換えたいと考える人もいるのです。
特にハイブランドの洋服などは、状態が良ければ非常に高い金額で買い取ってくれます。また、きちんとした売買であれば、後々のトラブルなどもほとんどありません。誰が買うかは分からないけれど換金したいという人からは、なかなかお下がりとしてもらうことは難しいかもしれません。
洋服が好きで集めたい
子供の洋服でも、親がオシャレに対するこだわりを持ってたり、アパレル業界などで働いている洋服好きな人だったりすると、簡単にお下がりとして他人に洋服をあげるということはしないかもしれません。
自分がじっくりと厳選して購入した子供服を、着られなくなったからといって他人にあげるのには抵抗があるのです。気に入って買ったからこそ、手元に置いておきたいと考えるのは不思議なことではありません。洋服に対する思い入れが強ければ強いほど、お下がりで……という考え方は薄くなります。
嫌な印象を与えないか不安
あげる側が気を使っているケースもあります。
- 自分では気にならない汚れなどが気になる相手だったらどうしよう
- こんな安物なんて着せられないと思われたらどうしよう
- 自分では気が付かない臭いがついていたらどうしよう
などと気を使いすぎるあまり、お下がりをあげられないという人がこれに当てはまります。お下がりをあげること自体に抵抗はないのですが、自分の家の生活を垣間見られてしまうため、そのことについて恥ずかしいと感じたり、後々のトラブルを恐れてしまっているのかもしれません。