人見知りは遺伝が原因であるのか、また人見知りを直す方法はあるのかなど親として疑問に思うことは多くありますよね。当記事ではこうした疑問への回答や、人見知りとはどういうものなのか、対策や治療は必要なのかということについて体験談を交えてまとめていきます。
もくじ
子供の人見知りは何歳まで?成長の印って本当?
乳児期の人見知りは成長過程と捉える
生まれて間もない赤ちゃんはまだ何も分かりません。そもそも、産まれたばかりの赤ちゃんのなかには母親を認識できていない子も多くいます。そういった子供たちも、時間をかけて自分の母親というものを認識していくのです。まずしっかり母親を認識できるようになって初めて、母親以外の存在も認識することができます。
ただ、何も分からない赤ちゃんにも防衛本能は備わっています。そのため、母親以外の存在は危害を加えられてしまうかもしれない、ということで恐怖心を覚え、人見知りという行為が始まるのだそうです。「赤ちゃんの人見知りは成長の証」というのは、このことから導き出された結論です。心配すべきことというよりも「しっかり母親を認識・信頼できるまでに成長してきている」という嬉しい証と捉えましょう。
成長過程の人見知りは何歳まで続くのか
赤ちゃんの人見知りは成長過程とは言っても、長く続けば不安になってしまうこともあるでしょう。1歳までに人見知りが終わる子もいれば、2〜3歳ごろまで続くケースも少なくありません。中には、もともとの性格上恥ずかしがり屋で、幼稚園を卒園するころまでかかってしまったというケースもあります。
年齢で見切りをつけるというよりも、どのくらい人見知りをするのかといった様子をしっかり観察してみると良いでしょう。落ち着いて観察すると、もともと慎重派の性格で初対面の人に対しては総じて人見知りをしても、何度か会えば気にせずに関われるということもあります。