産休や育休を経て、いよいよ職場復帰……また、中には新しい生活に向けて、仕事を始める場合もあります。そんなときに始まるのが、子供の保育園生活です。親子で初めてのことばかりの保育園生活は、不安がいっぱいです。でも、事前の準備や情報収集を行えば、安心して保育園生活に臨むことができます。今回は、新しく保育園に入園する際の準備や、入園式のポイントについてご紹介します。
もくじ
保育園の入園式の時期
保育園の入園式は、幼稚園や小学校の入園式・入学式とは少々異なります。保育園の入園の際は、必ず慣らし保育というものがあり、子供が少しずつ園の生活になれることができるよう、初めは短い時間からスタートします。その場合は、実際の入園は1週間ほど前になります。入園式を4月1日に行う保育園もありますが、担任の先生の紹介や、進級祝い、新しく入園したお友達の紹介などをかねて行う保育園が多いです。日にちも4月1日と決まっているわけではなく、働いている保護者に配慮して、4月最初の週末に行ったりすることもあります。また保育園では、途中入園のケースも多いので、そういった場合は改めて入園式を行うということはありません。
参考:【体験談】保育園の入園式はいつ?ママ・パパ・子どもの服装は?|mamanoko
保育園の入園準備!注意したい5つのポイント
保育園の入園にあたっては、長い時間を過ごすことになる、保育園用の持ち物の準備が必要になります。準備するものは保育園の方針や年齢によってさまざまですが、ここでは、一般的に準備で注意したいポイントを5つご紹介します。
準備は早めに行おう
保育園の入園までに、園での生活を知るために、見学会や説明会を行うことが多いですが、入園が決まると園から準備してほしいもののリストが配布されます。デザインや大きさ、柄に至るまで細かい指定のある保育園もあれば、「家で使っている物で大丈夫」というフランクな保育園まで、実にさまざまです。ただし、余分に購入しなければいけないものなどが多いので、早めに準備を行う必要があります。特に4月からの入園の場合は、他の幼稚園や保育園の入園時期と重なるので、市販品が品薄になったりすることも考えられます。準備しなければいけないものについては、入園が決まり次第、できるだけ早めに準備を行いましょう。
保育園の説明会や見学で不明点を確認
保育園を決める際に、見学には必ず行くことになります。ほぼ入園が確定している保育園であれば、その際に園の生活に関する細かなルールや、準備しなければいけないものについての説明があるはずです。わからないことがあれば、できるだけその時点で確認をするようにしましょう。また、「わからないことがあれば、またご連絡しても良いですか?」と聞いておくことも重要です。担当の先生の名前や、電話をかけても良い時間帯なども併せて確認しておくと良いでしょう。実際に園に行けば、全体の雰囲気や、子供達がどのようなものを使っているかなども確認できます。見学や説明会は何度も行うものではないので、不明なことはその時点で確認をすることが必要です。
名前付けや製作には時間がかかる
保育園の準備でもっとも大変なのは、名前付けと製作です。洋服や靴、靴下、替えのおむつやタオルに至るまで、1つ1つ全ての持ち物に記名が必要です。また保育園によっては、スタイやバッグ、布団カバーなどを作らなくてはいけないこともあります。「保育園入園のタイミングでミシンを買った」という保護者が多いのも、これが理由です。近年ではお名前シールが一般的となってきていますが、持ち物全てに……というのは、本当に大変で、手間がかかります。特に年齢の小さい子供の場合は、持ち物が多くなる傾向があるので、早めにとりかかることが大切です。
参考:嬉しい半面苦労も多い?入園準備!|ベネッセ 教育情報サイト