誰もが1度は遊んだことのあるであろうなぞなぞですが、実は奥が深いことをご存じですか? なぞなぞは子供と一緒に楽しむことができる上、知育効果や親子でのコミュニケーションにもつながります。
今回は簡単にできる問題とヒント、そしてなぞなぞに隠されている子育てのヒントについて見ていきしょう。
もくじ
子供と簡単なぞなぞに挑戦!
なぞなぞの問題はやさしい言葉で成り立つため、ちいさな子供でも興味を持ちやすく、「そういうことか!」と新たな気付きを与えることもできるなど奥が深い遊びなのです。
親子で問題を出し合うことで、親は子供の理解度を知ることができ、どの分野が得意で、逆に何が苦手なのかも把握することができます。
問題を覚えてしまえばすぐにできるので、早速やさしい問題からチェックしてみましょう。
簡単なぞなぞの楽しみ方
なぞなぞを出題するときには、以下のように効果音をつけて盛り上げてみましょう。
問題を言うとき | 「問題!ジャジャン」 |
考えている間 | 「チチチチチ…」(時間の経過音) |
正解のとき | 「ピンポン」 |
不正解のとき | 「惜しい!」 |
電車の移動や病院の待ち時間を利用するなら、次の行動にすぐ移れるように、
「なぞなぞ10問にチャレンジだよ!」とゴールが決まっていることを子供に伝えてから始めるのもポイントです。
なぞなぞが楽しくなってくると、以下のような「もっと」のスパイラルにはまってしまうものです。
- 「もっと出して!」
- 「もっと面白いのないの?」
せっかくなので付き合ってあげたいところですが、子供はもちろん、親が飽きてしまわないように、出題する問題数を限定するなどシチュエーションごとに約束を作って遊びましょう。
簡単ななぞなぞで遊ぶ時の注意点
なぞなぞは問題を出題する側と答える側がいます。親が問題を出して子供が答えるというスタイルでも良いですし、子供がなぞなぞの本を見ながら親に出題するのも面白いでしょう。
子供は、親が答えられないような難しい問題を選んで出題しようとすることが多いので、親が一生懸命考えている姿を見せるのも大事な要素の1つになります。
しかし、注意してほしいポイントがあります。親が出題する場合、答えにこだわり過ぎないということ。問題には答えがありますが、子供が一生懸命考えて出した答えは、仮に間違っていたとしても「違う!」などと間違っていることを強調するのではなく、「何でそう考えたの?」と問いかけると新しい発見があるかもしれません。
また、子供の年齢や興味に応じて、なぞなぞの出題を使い分けることがポイントです。いきなり難しいなぞなぞを出題すると、子供は分からず、答えられずに自信をなくしてしまい、結果的になぞなぞへの興味を失ってしまいます。
最後に、同じなぞなぞを繰り返すのも楽しいですが、子供の興味は広がっていくので、年齢に応じて難易度を変えてあげましょう。そのために、パパやママは定期的になぞなぞを調べてストックを増やしておくと良いです。