動物に関する簡単なぞなぞ
ここからは簡単なぞなぞの問題とヒント、答えと問題のポイントについてご紹介していきます。まずは子供たちが大好きな動物に関するなぞなぞから見ていきましょう。
ヒントや答えを見る前に「うちの子なら何と答えるかな」と想像しながら、パパとママも一緒に考えてみてください。
問題1:いつも考えごとをしている動物って何?
動物が考えごと? 腕を組んで考えているのでしょうか?
ヒント
知っている動物の中で考えている動物を思い出してみましょう。考える動物です。考える。カンガエル。
答え
「カンガルー」です。「考える」と「カンガルー」は似ていますね。
この問題のポイント
「考える」というと、どうしても人間と同じように頭で考えているのかと思うかもしれませんが、これは直感力を鍛える問題でした。
子供がどうしても分からないときには、カンガルーの真似をしてぴょんぴょんはねながら考える真似をすると、回答しやすくなるかもしれません。
問題2:目の周りにある動物って何?
目の周りにある動物とは何でしょう?パパやママ、誰の目の周りにもいます。
ヒント
目の周りってどこかな?実際に指で触ってみよう。
大ヒント!目と眉毛の間の丸く膨らんだところだよ。
答え
「ブタ」(マブタ=目蓋)
マブタは目蓋と書きますが、言葉の中にはま:ぶた→豚が隠れているためです。
この問題のポイント
年齢が低いと目蓋という言葉を知らない子も多いかもしれませんが、なぞなぞをきっかけにして覚える体のパーツの1つです。へぇー目蓋っていうんだ。という気付きが、ボキャブラリーを増やしていきます。
問題3:冷蔵庫の中にいる動物って何?
冷蔵庫の中に動物なんて入ることができるのでしょうか?
ヒント
「冷蔵庫」とゆっくり発音してみると動物が隠れているのが分かるかもしれません。子供に声に出して言ってもらいましょう。
「れいぞうこ」
「れ・い・ぞ・う・こ」
分かりましたか?
答え
「ゾウ(象)」でした。「れいぞうこ」という言葉の中に隠れている動物でした。
この問題のポイント
つい冷蔵庫は食べ物を入れるものという一般的な発想になってしまいますが、想像力を働かせる問題として楽しみましょう。言葉の中に答えが隠されているタイプのなぞなぞは多く、発想の転換と柔軟性を鍛えることができます。
昆虫に関する簡単なぞなぞ
次は、男の子が大好きな昆虫に関するなぞなぞです。
問題1:美容室に行くのが大好きな虫って何?
美容室に行く虫なんているのでしょうか?
ヒント
そもそも美容室は何をする場所でしょうか? 髪を切りに行く場所です。
答え
「髪切り虫(カミキリムシ)」でした。
この問題のポイント
美容室が何をする場所か? と想像できれば、簡単に答えられる問題です。
問題2:すごい速さで移動する虫とは?
虫は素早いものですが…?!
ヒント
「速い」ものを見たときに反射的にどんな言葉が出てきますか?
答え
答えは「ハエ(速えー!)」でした。思わず言ってしまいますね。
この問題のポイント
普段使っている言葉にまで、さまざまに想像力をふくらませられるかどうかがポイントとなります。言葉のおもしろさが分かると、より言葉遊びも楽しめます。普段何気なく使っている言葉の中に動物や昆虫がいないか探してみると、もっと楽しめるかもしれません。
問題3:世界の真ん中にいる虫は?
今住んでいる日本も世界の中にあります。その世界の真ん中に虫がいるというのはどういうことでしょうか?
ヒント
世界の真ん中と言っても、地図帳や地球儀には書かれていません。「世界」をゆっくり発音してみましょう。「せ・か・い」の真ん中です。
答え
「蚊(か)」でした。
この問題のポイント
答えを聞くととても簡単なように思えますが、質問をそのままの意味で捉えず、いかに発想を転換できるかというところが重要になります。