冬にしか味わえない雪遊びの種類と楽しみ方についてご紹介します。雪遊びの方法はさまざまですが、特に子供も一緒に楽しめるものを選定しました。雪遊びにおすすめの服装や、雪遊びをする際の注意点も記載しています。雪遊びをする際の参考にしてみてください。
もくじ
おすすめの雪遊び
おすすめの雪遊び11選をご紹介します。特別な道具がなくてもできる遊びも含まれています。子供だけではなく大人も楽しめるので、親子でいろいろと試し、お気に入りの雪遊びを見つけてみてください。
雪の上に寝転がって空を見上げる
自然が与えてくれたふわふわの雪に、大の字になって寝転がってみてください。晴れの日は体中にお日さまを浴び、雪が降っているときは舞い降りてくる雪を見つめ、雪の音に耳を澄ませたり……。自然を感じ、自然とつながることでストレス解消になるでしょう。
寝転がって空を見上げたまま腕を上下に動かし、足を閉じたり開いたりすれば、あっという間に天使の型ができあがります。子供に優しく体を押してもらい、雪の上にバタッと倒れてあげるのも子供にとっては楽しいでしょう。
雪だるまづくり
雪遊びと聞いて真っ先に思い浮かぶのが「雪だるま」ではないでしょうか。雪だるまは、たくさん雪が積もっていなくても簡単に作ることができるのでおすすめです。雪だるまづくりに適した雪質は水分が多く、固まりやすいべた雪です。サラサラの雪は、少量の水を加えると固まりやすくなります。
まずは、手のひらサイズの雪玉を2つ作ります。そのままミニ雪だるまを作ってもいいですし、雪玉を雪の上に置いて転がし、サイズをどんどん大きくして大きな雪だるまを作るのも楽しいでしょう。丸をきれいに作りたい場合や、手っ取り早くたくさん作りたい場合は、発泡スチロール製やプラスチック製の雪だるま製造機の使用が便利です。
小石や木の実などで顔を作ったり、枝を腕に見立てたり、バケツをかぶせたりすれば、より雪だるまらしくなります。子供にどんな雪だるまにしたいかアイデアを出してもらえば、家族オリジナルの雪だるまのできあがりです。雪だるまを飾っておいたり、壊してしまったり、溶ける様子を観察したりと、作った後にどうするか子供と相談すれば、作成後も雪だるまで雪遊びを楽しむことができます。
雪うさぎづくり
雪だるまほどメジャーではありませんが、より簡単にできる雪うさぎづくりもおすすめです。雪だるま同様、雪うさぎづくりにも水分量の多いべた雪が適しています。
雪をうさぎの体のように楕円型に丸め、南天やななかまどといった赤い実で目を、緑の葉っぱで耳をつければ雪うさぎの完成です。赤い実や緑の葉っぱが見つからない場合は、小石やボタン、ダンボール、枝などで代用したり、絵の具で色をつけたりすると良いでしょう。
大きさを変えて雪うさぎの親子や家族を作ったり、リボンやモールで飾りづけすることで子供の表現力や想像力を膨らませてあげましょう。子供が作ったものは形がいびつかもしれませんが、「雪うさぎの個性=子供の個性」として大切にしてあげてください。子供はできた喜びと達成感を味わうことができます。
雪の上にお絵かき
水の入った市販のプリンカップやバケツなどの容器に、絵の具や食用色素の粉を溶かし入れ、作った色水を筆につけて雪の上に好きなようにお絵かきします。余ってしまった色水は、そのまま外に一晩置いて凍らせてみてください。翌日には、カラフルな氷ができあがります。乳幼児が誤って色水を飲んだり、色のついた雪を食べないよう十分に注意しましょう。
絵の具や食用色素がない場合でも、木の枝や指を使ったり、足跡を利用してお絵かきができます。一面の真っ白な雪は、子供にとっては巨大なキャンバスと言えます。雪の上に親子で好きなものを描けば、想像力や表現力、発想力などを育むことが可能です。
雪合戦
雪の中で体を思いきり動かしたいときにおすすめなのが、雪遊びの定番とも言える雪合戦です。北海道では毎年大会が行われるほど、本格的な冬のスポーツとして親しまれています。雪を丸めて雪玉を作り、互いに投げ合って楽しみます。
子供の年齢によっては、一緒にルールを考えたり、作戦を立てたりするのも良いでしょう。雪玉を手早く簡単に作りたいときは、雪玉製造機の使用が便利です。
雪合戦を行う際は、周囲に人がいないか確認してから遊ぶようにます。また、雪玉は強く握って硬くするとけがの恐れがあるので、軽めにふんわりと握るようにし、当たったら痛い頭や顔は狙わないことを前もって伝えるようにしましょう。