就職・転職先はホワイト?失敗しない応募企業の選び方
せっかく入社した企業で経験やキャリアを積みたいものです。そこで、失敗しないホワイト企業の選び方をご紹介しましょう。
【仕事選びの軸を決める】譲れない条件を自己分析する
自分にとって許容できる範囲内の待遇については受け入れることも大切です。例えば、「残業時間がある程度あっても残業代が支払われていればよい」、「やりたい仕事内容を実現できるならば休日を返上しても構わない」など、妥協点を見つけながら仕事選びの軸を決めていきましょう。
前述のチェックポイントの中から、どうしても我慢ができない条件だけを選び出しておくことで、入社後不満が募った時も自身を納得させることができます。
【応募企業を選ぶ】自分に合ったホワイト企業を探す
ホワイト企業を検索するためには転職・就職の求人サイトだけでなく、優良企業だと世間的に評価されているさまざまな資料を参考にするのがおすすめです。ホワイト企業選びに役立つ考資料は次の通りです。
- ダイバーシティ経営企業100選
- 安全衛生優良企業公表制度
- ホワイト企業大賞表彰企業
- 優良(ホワイト)企業ランキング1位~3679位の会社一覧【2020年最新版】
- 『就職四季報』(東洋経済新報社)
- 『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』(東洋経済新報社)
データの集計方法や集計母体、目的がそれぞれに異なることに注意しましょう。さまざまな視点を持ち、「自分にとってのホワイト企業」を判断することが重要です。
【面接で見極める】人事担当者が包み隠さず教えてくれるか
ホワイト企業の社員は、自社側の不利な情報も隠さないという特徴があります。経済面や福利厚生面の待遇について、誇大表現なくありのままの情報を教えてくれる企業ほど良心的と言えます。
面接において、採用してほしいと願うあまり、自ら質問をしない方もいらっしゃるでしょう。しかし逆質問は、綿密な企業分析をした証でもあり、的を得た質問であれば人事担当者に好印象を残すこともできます。
納得して入社をするためにも、面接では逆質問をして、自分の譲れない条件が満たされているかを直接質問して確かめましょう。
まとめ
企業の不正や不当な社員待遇について厳しい目が向けられるようになった現代。情報が錯綜している中で、「自分に合ったホワイト企業」を選ぶのは至難の業でしょう。
ホワイト企業に勤めたいと願うのは当然ですが、企業分析に頭でっかちになり過ぎてもいけません。企業風土になじむにつれて「自分に合った企業に勤めることができた」と結果的に思えるようお祈りします。
参考
雇用差別・賃金差別をなくそう ~同じ仕事なら同じ待遇を~ 「非正規差別NG」に取り組もう!|非正規雇用労働者全国センター
労働組合がない会社で労働問題の相談はどうしたらいい?|労働問題の窓口
賞与1円で報復、「労働組合潰し」の酷い実態|東洋経済ONLINE
ホワイト企業に転職したい!優良企業に共通する特徴と見分け方|転職サファリ