学校ごとの奨学金や学費補助制度
個別に奨学金や特待生制度がある学校もあります。例えば新東京歯科技工士学校の場合、特待生試験に合格して入学した人は最大で30万円の学費免除が受けられるそうです。
また、厚生労働省の教育訓練給付制度を活用して学生に給付金を出している学校もあります。これらの有無は学校ごと、学科ごとに異なりますので、希望する進路に該当するものがあるかは調べてみてください。
参考
勤労学生控除
- 給与所得などの勤労による所得があること
- 合計所得金額が65万円以下(令和2年分以降は75万円以下)で、しかも(1)の勤労に基づく所得以外の所得が10万円以下であること
例えば、給与所得だけの人の場合は、給与の収入金額が130万円以下であれば給与所得控除65万円を差し引くと所得金額が65万円以下となります。
- 特定の学校の学生、生徒であること
この場合の特定の学校とは、次のいずれかの学校です。
イ 学校教育法に規定する小学校、中学校、高等学校、大学、高等専門学校など
ロ 国、地方公共団体、私立学校法の第3条に規定する学校法人、同法第64条第4項に規定する法人、これらに準ずる一定の者(注1)により設置された専修学校又は各種学校のうち一定の課程(注2)を履修させるもの
ハ 職業能力開発促進法の規定による認定職業訓練を行う職業訓練法人で一定の課程(注2)を履修させるもの
(引用元:No.1175 勤労学生控除|国税庁)
働きながら学校に通っている人は勤労学生控除に該当することもあります。所得金額は収入から給与所得控除や健康保険料などを控除した額になりますので、該当するかどうか一度確認してみてください。
まとめ
専門学校の学費について、平均や相場感、どのようなものにお金がかかるのかなどについて解説してきました。十分な備えがなく退学してしまう学生が少なくないという話もあります。子供が悔いのない学生生活を送れるように計画してあげましょう。
参考
ダウンロードセンター 専修学校各種学校調査統計資料|公益社団法人東京都専修学校各種学校協会
専修学校における生徒・学生支援等に関する基礎調査|文部科学省
専門学校のお金(受験料・入学金・学費・授業料の平均) 高校生のための進学ガイド|マイナビ進学