年収別の手取り額を把握しよう
年収の場合別に、社会保険料と税金および給与の手取り額のおおよそを表に示します。年収と実際にもらえる給与のイメージをつかむため、参考にしてみてください。
年収300万円の場合
月額 | 年額 | |
健康保険料 | 15,119円 | 181,428円 |
厚生年金保険料 | 23,790円 | 285,480円 |
雇用保険料 | 750円 | 9,000円 |
所得税 | 4,525円 | 54,300円 |
住民税 | 9,483円 | 113,800円 |
手取り金額 | 196,333円 | 2,355,992円 |
総支給金額 | 250,000円 | 3,000,000円 |
年収500万円の場合
月額 | 年額 | |
健康保険料 | 23,841円 | 286,092円 |
厚生年金保険料 | 37,515円 | 450,180円 |
雇用保険料 | 1,250円 | 15,000円 |
所得税 | 11,508円 | 138,100円 |
住民税 | 20,017円 | 240,200円 |
手取り金額 | 322,536円 | 3,870,428円 |
総支給金額 | 416,667円 | 5,000,000円 |
年収600万円の場合
月額 | 年額 | |
健康保険料 | 29,075円 | 348,900円 |
厚生年金保険料 | 45,750円 | 549,000円 |
雇用保険料 | 1,500円 | 18,000円 |
所得税 | 16,917円 | 203,000円 |
住民税 | 25,317円 | 303,800円 |
手取り金額 | 381,441円 | 4,577,300円 |
総支給金額 | 500,000円 | 6,000,000円 |
年収200万円や1,000万円の場合
年収200万円
月額 | 年額 | |
健康保険料 | 9,885円 | 118,620円 |
厚生年金保険料 | 15,555円 | 186,660円 |
雇用保険料 | 500円 | 6,000円 |
所得税 | 2,242円 | 26,900円 |
住民税 | 5,017円 | 60,200円 |
手取り金額 | 133,468円 | 1,601,620円 |
総支給金額 | 166,667円 | 2,000,000円 |
年収1,000万円
月額 | 年額 | |
健康保険料 | 48,264円 | 579,168円 |
厚生年金保険料 | 56,730円 | 680,760円 |
雇用保険料 | 2,500円 | 30,000円 |
所得税 | 70,483円 | 845,800円 |
住民税 | 52,958円 | 635,500円 |
手取り金額 | 602,398円 | 7,228,772円 |
総支給金額 | 833,333円 | 10,000,000円 |
※税制改革により令和2年度から、給与収入が850万円を超える人は所得税が増税となります。同様に住民税も改正となり、令和2年の所得をもとに令和3年から新しい計算方法が適用されます。そのため上記年収1,000万円のケースは、金額が変わる可能性があります。
参考
手取りの意味と月給・年収の額面から手取りを計算する方法 |転職ならdoda(デューダ)
年収別 手取り金額 一覧 (年収100万円~年収1億円まで対応) | 酒居会計事務所
2020年から所得税はどう変わる? 税制改正の3つのポイント | ファイナンシャルフィールド
まとめ
年収と手取りの関係など、給与についての大枠は、ここまで見てきた通りです。しかし税金や社会保険の制度は、これまでに何度も改正を繰り返してきましたし、今後も変わっていくと考えられます。また雇用や働き方が変化していけば、給与の内容や社会保険の会社負担なども、変わっていくかもしれません。働き始めたら、給与明細を確認し、自分に支払われているお金、自己負担しているお金について把握することをお忘れなく。そして、制度改正などの情報もきちんとキャッチしていきましょう。