手取りと年収の違いや計算方法は?就職・転職時に知りたい給与の知識

就職活動に当たる学生のみなさんも、「手取りと年収は違う」ということは知っているでしょう。では実際の手取り額はどのくらいになるのでしょうか。差し引かれるお金や手取り額の計算方法、300万円、500万円など年収別の手取り額など、給与の知識をお伝えします。これからの社会人人生、長く付き合うことになる給与について、今から学んでおきましょう。

【給与の基礎知識①】手取りと年収はどう違う?

年収とは?

求人情報などで会社が提示している給与額は、「年収」「月収」「月給」といった言葉で示されています。「額面給与」ともいい、会社が雇用している人に支払うお金の合計額を表し、通常、基本給と各種手当から構成されます。しかし実際に給与が支給される時は、この金額をそのまま受け取るわけではありません。実際に受け取る額は、額面から税金や社会保険料などを差し引いた額になります。

手取りとは?

手取りとは差し引いた後の額、自分が実際に受け取る金額のことです。自営業の人は自分で申告や納付手続きを行い、収入から税金や社会保険料を納めています。会社員など雇用されて働く人は通常、本人に代わって会社が納付を行うので、あらかじめ差し引いた額を給与として受け取るのです。額面給与から天引きすることを「控除」と呼びます。額面から控除の合計額を差し引いた金額が、手取りです。

給与明細はどのように読む?

給与明細はおおまかに3つの部門に分かれます。働いた日数や休暇、残業時間などを記載する「勤怠」、基本給と手当など額面給与の明細を記す「支給」、税金や社会保険料など控除される金額の明細を記す「控除」の3部門です。支給の合計は「総支給金額」という欄に記載されます。控除の合計は「控除合計」の欄です。手取り額は(総支給金額)-(控除合計)で計算され、「差引支給額」という欄に記載されます。

給与明細を受け取る時、差引支給額だけ見て終わりにしてしまいがちですが、自分にどのような名目のお金が支払われているのか、何が控除されているのか、確認しておきましょう。手当の有無や計算方法は会社によって違いますし、残業代未払いや社会保険への未加入があれば、会社が義務を怠っている可能性もあるからです。

参考

手取りの意味と月給・年収の額面から手取りを計算する方法 |転職ならdoda(デューダ)

年収別 手取り金額 一覧 (年収100万円~年収1億円まで対応) | 酒居会計事務所