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みなさんは、「TOEIC Bridge(トーイックブリッジ)」というテストをご存知ですか? TOEIC Bridgeは、TOEICを運営するEducational Testing Serviceというアメリカの非営利団体が実施しているテストで、英語初級者・中級者向けのテストです。「Bridge」という単語には、「TOEICへの架け橋」としての意味が込められており、TOEICを受ける前段階のテストとして知られています。今回は、そんなTOEIC Bridgeの内容や受験すべき人、またほかのテストとのスコア比較についてご紹介します。
もくじ
TOEIC Bridgeの内容
TOEIC Bridgeとは、上述の通り英語の初級者〜中級者向けに作られたテストで、TOEICがビジネスにまつわる問題を中心に出題される一方で、TOEIC Bridgeでは、「日常的で身近な内容」が対象となります。
公式サイトにある、TOEIC Bridgeの形式と構成については以下のとおりです。
TOEIC Bridge Testはリスニング(約25分・50問)とリーディング(35分間・50問)、合計約1時間で100問に答えるマークシート方式の*一斉客観テストです。
テストは英文のみで構成されており、和文英訳・英文和訳といった設問はありません。解答方法の指示も英文のみです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙にマークシート方式(正しいと思われる解答番号を選択して黒く塗りつぶす)で記入します。
*一斉客観テスト:採点者の主観に左右されず、機械的に採点できる形式のテスト
出典:テストの形式と構成|一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
TOEICの試験時間はおよそ2時間、問題数は200問ですので、TOEIC Bridgeは試験時間、問題数両方においてTOEICの半分であることが伺えます。このことからも、TOEIC Bridgeは英語の初心者が受験するのにもハードルが低いテストと言えそうです。
TOEICと英検との違いとは?
違いは大きく2つで、「試験時間」と「構成範囲」の2点に分けることができます。
TOEICの内容
TOEICはビジネス上の英語力を扱うリスニングとリーディングから構成されるテストです。
日本国内の企業では、昇進・異動・就職・転職の場面で基準の条件と指定されることも多く、社会人や大学生が多く受験しています。
リスニング・リーディングテスト以外にもスピーキング・ライティングテストも存在していますが、一般的にTOEICと言えばリスニング・リーディング試験を指します。
問題構成はリスニング・リーディングでそれぞれ100問づつ、合計120分間のテストです。
10点から990点の5点刻みで採点されています。
英検の内容
英検は中学生、高校生が内申点のために受験することなどが多く、政治・経済・社会問題など幅広いテーマから出題されています。
読む・聞く・話す・書くの4技能を評価する構成になっており総合的な英語力が要求されています。
受験する級によって問題構成等は異なってきますが、3級の場合ですと1時試験で筆記50分、リスニング25分の構成で2時試験ではスピーキングの面接が5分間です。
3級のレベルだと読む・聞く・話す・書く能力が身近なことに関して理解し伝えられるレベルとされています。
参考
【英検®︎3級総まとめ】試験概要・問題内容・合格点・対策法・レベル・日程 | 4skills