Q:転職成功者が選んだのは? A:手書きとパソコンは半々
社会人のための転職サイト「リクナビNEXT」が、転職成功者に「職務経歴書は手書きとパソコン、どちらで作成した?」というアンケート調査を行った結果、手書きが51%、パソコン作成が40%、併用が7%でした。
つまり、職務経歴書を手書きした場合とパソコン作成した場合はおよそ半々であり、どちらの手法で書いても転職成功に偏りがないことが分かります。
参考
職務経歴書は手書きとパソコン、どちらで作成した方が良い?|リクナビNEXT
Q:採用担当者の本音は? A:どちらでも良い
求人情報・転職サイト「doda(デューダ)」が、採用担当者に「職務経歴書は手書きとパソコン作成のどちらが良い?」というアンケート調査を行った結果、手書きが24.3%、パソコン作成が29.1%、どちらでも構わないが46.6%でした。
つまり、採用担当者は職務経歴書の手法にはあまりこだわりがないことが分かります。ただし、見やすいことや、内容を重視しているという意見は共通しており、手書きでもパソコン作成でも構わないが、中身が充実していて読みやすい必要があることが分かります。
参考
職務経歴書は手書きとパソコン作成どちらが良い?採用担当者の生の声とメリット・デメリット|デューダ
Q:就職活動支援者の意見 A:できるだけパソコン作成推奨
パソコン学習の情報サイト「My First PC」が、人事担当者に「新卒採用において、就活生のパソコンスキルはどの程度必要ですか?」というアンケート調査を行った結果、次のことが分かりました。
- Word、Excel、PowerPointなどの基本操作が必要と答えた人事採用担当者は、92.8%いる。
- スマートフォン普及の影響で学生のパソコンスキルが低下しているため、パソコンスキルがあることは入社後の社内評価が高くなる。
- 業務上でパソコン活用能力が必要となるが、入社後にパソコン研修を準備していない企業が多い。
- パソコンスキルを社会人になるまでに身につけておけばよかったと後悔している若手社員は76%いる。
つまり、パソコンが苦手だから使えないという状態では、入社後に困るということが分かります。
参考
このアンケートに裏付けされるように、就職活動を支援する業者は、企業から手書きでの作成を指定されていない限り、パソコン作成を推奨する意見が多く見られました。
文字がきれい、レイアウトが独特で美しい、などの特長があれば手書きの良さもあるのですが、ほかの応募者と比べて手書きであることのメリットがない場合は、パソコン作成の方が安全だと言えるでしょう。
まとめ
職務経歴書は、採用担当者に「面接で会ってみたい」と思わせる内容かどうかが大切です。そのため、手書きでもパソコン作成でも、読みやすく濃い内容が書けていれば良いのです。
しかし、パソコンを全く使わない業種は、高度情報化社会である現代ではあまりありません。職務経歴書を書く機会にパソコンスキルを磨くのは自らの価値を高めることにつながるため、パソコンに苦手意識がある方も挑戦してみてはいかがでしょうか。
参考
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