手取り20万円は少ない？額面だといくら？天引きされるものとは - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

「給与は20万円もあれば生活できるかな？」と思って就職すると、想定していたよりも振込額が少ないことにびっくりするかもしれません。「天引きって何？」「社会保険ってこんなに高かったの？」など、実はよく知らない給与支払いの仕組みや、手取り20万の生活について解説します。

手取り20万円は少ない？年収や額面にするとどのくらい？

額面20万円と手取り20万円の違いにピンとこない方もいるかもしれません。実際に毎月手にできる現金を20万円にするためには、給与がいくらあれば良いのでしょうか。

残業代がない一人暮らしの場合

残業なし・みなし残業制などで、残業代が出ない人の月収で考えてみましょう。表中で引かれているお金については、後段で解説します。

26万円の給与で、交通費が10,000円支給される場合、おおよその手取りは20万円になります。

平均的な残業をする一人暮らしの場合

オープンワーク株式会社が公表した残業時間に関するレポートによると、給与所得者の平均的な残業時間は月に約47時間、1日当たり約2時間程度という調査結果が出ています。これをもとに、残業代を含めた手取りを計算してみましょう。

額面が同じ26万円の場合、1日2時間程度の残業を含めても、手取りは20万円程度となりました。

参考

約6万8000件の社員クチコミから分析した’残業時間’に関するレポート│働きがい研究所

給料手取り計算月給【平成31年3月改正版】│ヒューマンバリュー