奨学金を提供する機関
奨学金を提供する機関はいくつかあります。それぞれに特徴や条件があり、自分が該当するのかどうかを確認してから申し込みを行う必要があります。
日本学生支援機構
奨学金利用者がもっとも多いのが、日本学生支援機構です。国の奨学金事業として運営されている独立行政法人です。学力や収入の基準が設けられており、基本的に連帯保証人が必要となります。有利子の第二種奨学金の場合は、最大120,000円(月)借りることができます。在学中の返済は不要で、卒業後7ヶ月目から返済がスタートします。
各大学
私立大学などが独自で設置している奨学金制度があります。2年次以降に募集をするケースが多く、貸与型・給付型の両方があります。2年次以降の生徒が対象となるケースが多いですが、中には入学時に成績の優秀な者に対して「特待生制度」や「入学金減免制度」等を設置している学校もあります。
地方自治体
各自治体が設置している奨学金制度があります。保護者がその自治体に住民票を置いていることが条件の場合が多く、貸与型・給付型双方の制度を導入している地方自治体もあります。受けられる奨学金の金額はあまり多くなく、他の奨学金制度と併用できないケースもあるので、進学でかかる費用を把握した上で、申し込みを行うことがポイントです。