【高2英語】学習の内容や勉強法、つまづきやすい単元と解決法を解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

高2英語の学習内容

高2英語の学習内容の目安は、以下のとおりです。

<高2英語の学習内容>

  • 高校1年生で学んだ文法(文型、動詞の時制、不定詞など)の応用
  • 関係代名詞
  • 関係副詞
  • 分詞
  • 助動詞
  • 受動態
  • 比較
  • 助動詞
  • 仮定法
  • 長文読解
  • リスニング
  • 語彙(高校3年間で学ぶ単語数は1,800語程度)

学校により学習内容に差はありますが、基本的な文法を学ぶ高1英語と比べ、高2英語では長文読解の中で重要な構文を学習するなど、より長く複雑な英文の理解が必要な学習が中心となります。

参考

学習指導要領の改定等について│文部科学省

【高2英語】つまずきやすい理由は?

高2英語では、高校1年生で学んだ文法を応用しながらさらに複雑な文型を学びます。ある程度の語彙力や基礎文法が必要となり、単元によっては、ほかのものと比べてより分かりにくいと感じることもあります。ここでは、高2英語でつまずきやすい単元のポイントをピックアップしました。

文の構成をきちんと理解できていない

高校1年生の早い段階で、英語の「文型」について学びます。この文型をしっかり理解していない人は、高2英語で和訳や長文読解の問題を解くときに、内容がよく理解できなくなってしまいます。文型はなんとなく単調で区別しづらく、よく分からないまま次の単元に進んでしまったという人も多いようです。

関係詞が苦手

中学校でも関係代名詞は学びますが、高校英語の関係詞はより複雑で種類も多くなります。関係詞を使って2つの文をつなぎ、名詞を後ろから修飾するという文の構成は日本語にはなく、理解しづらい文法の1つです。また、関係詞が入った長い文章は、どこをどう区切って読めばいいのか分からないという人もいます。

仮定法が分からない

関係詞と並んで苦手とする人が多いのが、仮定法です。仮定法も関係詞と同様、大学の入試問題でよく出題される単元となっています。仮定法過去、仮定法過去完了、仮定法未来など、時制が関係する仮定法は、構造の根本的な理解が必要となり、使い方に戸惑うこともあるようです。

長文読解への苦手意識

これまでに学んだ語彙や文法がすべてつめこまれている長文読解は、高2英語ではより長くなり、難易度も上がります。長文読解に慣れていない、または文の構造がしっかり理解できていない、語彙力が足りない人は、長文読解に対して苦手意識を抱いてしまうこともあります。

語彙力に乏しい

英語のすべての分野で必要とされるのが、語彙力です。単語を多く知っているほど内容が理解しやすくなり、試験の点数アップの可能性も高くなります。しかし、暗記学習は日々の継続が大切なものです。毎日の勉強習慣がついておらず、忘れた単語をそのままにしていると、高2英語で出てくる英文を理解するのがどんどん難しくなるでしょう。