【高校英語】効果的な勉強法
それでは、高校英語の勉強法について具体的に見ていきましょう。参考書などについては、こちらの記事もご覧ください。
英文法の勉強
覚えたつもりでも、実はあまり理解できていないことが多いのが高校英語の英文法です。英文法がしっかり理解できていないと、文法問題だけでなく、和訳問題や長文読解、リスニング問題などにも影響が出てしまうので、大学受験勉強を始める前に英文法の基礎を身につけておくことが大切です。
英文法の勉強のポイントを、以下のようにまとめました。
<効果的な英文法学習のポイント>
- 参考書は文章を適当なところで区切り、読んだところを暗唱しながら読む。(読んだところを覚えているか確認しながら読み進める。)
- 参考書の分かりにくいところや覚えきれないところは、マーカーや付箋を使って印をつける。
- 文法用語だけでなく、例文ごと覚える。
- 問題集は量より質を重視。1冊から2冊に絞ってじっくりと取り組む。
- 問題集は、問題になっているところだけでなく、出てきた知らない英文や文法まで覚えるように進める。
- 問題集で間違ったところや覚えていなかった文法は参考書で確認し、印をつける。
- 和訳問題は、構文が正しく読み取れているか確認し、ていねいに見直す。
単語の覚えかた
単語は覚えることが目的ではなく、英文を理解するための手段となることを意識して意欲的に学習を進めていきましょう。語彙力がつけば、長文読解やリスニングなど多くの分野において理解力がアップします。ここでは、単語帳を使った単語の効果的な覚え方のポイントをまとめました。
<単語帳を使った単語の覚え方のポイント>
- まずは単語帳の単語を「知っている」と「知らない」に区別する。単語帳では「知らない」単語を覚える。
- 1つの単語に時間をかけない。短い期間で単語帳をできるだけ何周もできるよう、意識してテンポ良く進める。
- 単語は声に出して覚える。
- 綴りが難しい単語は数回書いて覚える。
- 毎日ページ数を決めて繰り返し、継続して学習する。
- 覚えられなかった単語は、移動時間や待ち時間などの隙間時間を活用して覚える。
長文読解の勉強
時間をかけて勉強しているのに、テストでは思うように点が取れない問題が長文読解ではないでしょうか。長文問題は大学の入試試験でも占める割合が多く、特に長文読解が苦手な人にとっては、できるだけ克服しておきたいところです。
長文を速く正確に読むためには、語彙力と文法力が必要となります。長文読解が苦手な人は、語彙力をつけ、文法の基礎を固めることから始めましょう。
長文読解の勉強は、長文問題を解いて慣れることが重要です。以下に、長文問題に取り組むときのコツをまとめました。
<長文読解の勉強のコツ>
- 答え直しはじっくりていねいに行う。間違えた箇所は、理解しきれていないところや苦手な分野です。分からなかった単語や文法を、もう一度きちんと確認しておきましょう。
- 問題を解くときに辞書は使わない。分からない単語が出てきても、知っている単語や表現から意味を推測して文章を読んでいくことがポイントです。推測力をつけることで、ある程度の単語量でも長文を解く力が養われます。
- イメージしながら読む。文章の大意をイメージしながら読むことにより、内容理解をよりスピーディーに進めることができます。単語一つ一つ、または一文一文を和訳してしまうと時間がかかり、文章全体の意味が理解しにくくなります。
- 復習はしっかりする。長文問題で間違ったところや重要と思った文などは、必ず復習しましょう。復習作業を怠ってしまうと、同じようなミスを何度も繰り返してしまうことになります。
まとめ
今回は、高校英語の勉強法についてご紹介しました。英語の勉強はスポーツや楽器と同じで、毎日継続して取り組むことが最も重要なポイントとなります。予習・復習をしっかりと行い、効果的な正しい勉強法を実践して、成績アップを目指してみてください。
参考
英語が苦手な人必見!英語が伸びない人のための英語勉強法|Studyplus
【英語勉強法】大学受験に向けて高校1,2年生が今からやるべきこと|Studyplus
高校1年生 苦手が克服できる英語最強勉強法 授業と教科書の正しい活用方法|英語旅 人生を変える
【大学受験英語】英文法を確実にマスターするための効率的勉強法|Studyplus