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TOIEC®で500点と取ると、どの程度の英語力があると認められるのでしょうか。当記事では、TOIEC®500点の社会的評価や就職への影響について、TOEIC試験を運営するIIBCの資料を基に説明します。また、TOIEC®500点を取るために必要な勉強時間・方法や勉強の優先順位、そしておすすめの参考書もご紹介します。
もくじ
TOIEC®テストのスコアと英語レベル
TOEIC®スコアと英語レベルを比較して見てみましょう。そして、TOIEC®500点が受験者の中でどのくらいの順位なのかもご紹介します。
TOIEC®が評価するスコア500点の英語レベル
TOEIC®テストとして一般的に知られているのは、TOEIC® Listening & Reading Testつまりリスニング・リーディングを測るテストです。TOEIC試験を運営するIIBC(一般財団法人国際コミュニケーションズ協会)はProficiency Scale(TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表)を作成し、英語レベルを判断できるようにしています。Proficiency Scaleの評価を簡単にまとめました。
【TOEIC®テストスコアのレベルと評価】
TOEIC®スコア(点) | レベル | 評価 |
860~990 | A |
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730~855 | B |
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470~725 | C |
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220~465 | D |
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10~215 | E |
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参考
「上場企業における英語活用実態調査」報告書|TOEIC、P12
上記表から、TOEIC®テストが示す500点の英語レベルはCの下位で、簡単な英会話ならば要点のみ理解できるというレベルです。英文法も基礎を身につけた程度なので、身近な話題でなければ応答はできず、日常やビジネス上で通用する英語力があるとはいえません。
ここで注意していただきたいのは、ご紹介するTOEIC®テストは社会的に広く知られているものですが、実は「聞く・読む」の2技能を評価する試験であるということです。そのため、英語4技能全てを習得するためには、「話す・書く」の2技能を評価する別のTOEIC®テストを受験するといいでしょう。
IIBCが提供する英語力判定テストの詳細は下記参考をご覧ください。
参考
TOEIC|IIBC(一般財団法人国際コミュニケーションズ協会)
TOIEC®テストで500点を取る人の割合
第243回(2019年9月実施)のTOIEC®テスト平均スコアは583.1点です。TOIEC®テストで495点以上のスコアを取る人は上位67.6%で、総受験者数11万8,074人中7万9,783番以内に位置しています。
参考