レポートのレイアウトが生み出すメリットとは?
レポートのレイアウトがしっかりとしていることで、いったいどのようなメリットが生まれるのでしょうか?
読み手が分かりやすい
統一感のある見やすいレイアウトが行われているレポートは、何より読み手が分かりやすいというメリットがあります。
仮に見出しやタイトルを区別しない、段落を分けないなど、最低限のルールが守られていないレポートは、評価より先に読みにくさが勝ってしまいます。内容的にどんなに優れていても、読みにくく分かりにくいレポートではきちんと伝えることができないのです。
内容がしっかりと伝わる
レイアウトがきちんとしているレポートは、そうでないレポートよりも内容がしっかりと伝わります。レポートは読書感想文や小論文とは異なります。事実に基づいた自分の主張や考察を述べていかなくてはいけません。レイアウトのルールを守ることで、自分の伝えたい内容も読み手に上手に伝わります。
評価が上がる
提出物の完成度は評価に大きく影響します。同じ内容のレポートでも、見にくく乱雑なレポートよりは、統一感がありまとまったレイアウトのレポートの方が評価が高いのは想像に難くありません。レポートをまとめ上げる力、読み手に配慮できる力を持っていることをアピールできるのです。
最も大事な表紙のレイアウトを知っておこう
レポートには表紙を付けるパターンが多く見受けられます。そんなときに注意したいのはレポートの顔とも言える表紙のレイアウト。ここでは表紙のレイアウトについて、2つのポイントをご紹介します。
レポートの表紙に書くべきこととは
レポートの表紙には最低限記載しなければいけないことがあります。
- 表題(テーマ)
- サブタイトル
- 提出日
- 学部、学科名、学年
- 学籍番号
- 名前
また、場合によっては授業名や提出期限なども書くケースがあります。上記の6項目については、誰が・いつ・どんな内容のレポートを提出したのかが一目瞭然で分かります。A4・横書きを基本に、6項目をどのようにレイアウトすれば見やすいものになるのかを考えて表紙を作りましょう。講義やゼミなどで指定がある場合はそちらを最優先してください。
バランスを考えた配置にする
上記で述べた項目を配置する際に一番のポイントとなるのが「揃える」ということです。特に表題(テーマ)・サブタイトルについては中央に揃えるのが見やすいでしょう。フォントもほかの文字より大きいものを選択してください。
提出日・学部・学科名・学年・学籍番号・名前は右揃えにします。その際に1つの項目ごとに改行する形式が一番美しいレイアウトになります。