高卒の就職率はどれくらい?学科別おすすめの就職先! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

高卒者の就職率や、高校を卒業してから就職を希望する人の割合はどれくらいかご存じですか? 高校卒業後に就職を考えている方は、実際どれくらいの人が就職できているかは気になるところでしょう。この記事では学科別の就職率、学科別のおすすめ就職先をご紹介していきます。記事の後半では高卒の離職率についても触れていきます。高校卒業後、すぐに就職するか迷っていたり、どこに就職しようか迷っている方は参考にしてください。

高卒の就職率は高水準?

高卒で就職希望者のうち、内定率は15年間90%を上回っています。2018年の就職率と学科別の就職率を見ていきましょう。

就職率は98.1%

文部科学省によると、2018年度の高卒の就職希望者は18万7,715人で、そのうち就職した人は18万44,094人に達します。就職率は98.1%。かなり高い数値といえるでしょう。

参考

平成30年3月新規高等学校卒業者の就職状況 (平成30年3月末現在)に関する調査について

就職率はあくまで就職希望者の中の割合

全国で2018年度に高校を卒業した人数は106万1,494人で、そのうち就職を希望した人は18万7,715人です。この年度で、高校を卒業した人の中で就職を希望する生徒の割合は17%でした。残りの83%は大学や短大・専門学校に進学した人をさします。全国の高校を卒業する生徒のうち、17%が就職を希望し、その17%のうちの98%が実際に就職したということです。高校を卒業して就職するよりも進学する人の方が多いことが分かります。

学科別の就職率

学科別の就職率を見ていきましょう。

「工業」99.5%、「商業」99.2%、「福祉」99.1%、「農業」99.0%、

「水産」98.8%、「看護」98.4%、「家庭」98.4%、「情報」97.7%、

「総合学科」97.6%、「普通」96.3%

(引用元:平成30年3月新規高等学校卒業者の状況(平成30年3月未現在)にかんする調査について|文部科学省

総合学科や普通科よりも、専門科の方が就職率が高い傾向にあります。ただし、どの学科であっても就職率は95%を超えています。