消防大学校とは?消防学校との違いや入学に関する情報

消防大学校は、防災に特化した教育を展開する教育機関として位置づけられています。実際のカリキュラムや入学の条件などはどのようになっているのか、気になる方もいるかもしれません。

今回は、消防大学校の概要と歴史、さらにカリキュラム内容を中心に紹介していきましょう。

消防大学校とは?


消防大学校は、総務省消防庁が管轄する教育機関であり、消防に携わる上級の幹部を対象とした省庁大学校です。

また消防大学校は、高校卒業もしくは卒業見込みの高校3年生を受け入れる一般の大学とは異なり、4年制ではありません。修得するコースには2週間や1ヶ月など期間の違いがあり、在籍期間も個々に違いがあります。

消防大学校の概要と歴史

消防大学校は東京都調布市深大寺に位置し、1959年に開学しました。これまで多くの優秀な消防職員を育成し、全国各地の消防本部の幹部として地域で活躍しています。

ほかにも、消防大学校は各都道府県に設置されている消防学校と連携し、消防大学校で学んだノウハウを消防学校へ伝える役割を果たしています。

消防大学校の施設には座学の教室や視聴覚教室のほかに、複数の火災防御施設もあります。校内には、水槽付きのポンプ車など消防系の車両が入るスペースも完備。消防のすべてを網羅した設備が整っています。

消防大学校は日本国内で1ヶ所のみとなっているため、遠方から来た学生向けの寄宿舎も併設されています。

消防大学校と消防学校の違い

消防大学校と消防学校の違いがよくわからないという声も聞かれます。この章では、この2つの教育機関の違いについて紹介していきましょう。

消防大学校と消防学校は、管轄している行政機関が異なります。消防大学校は、前述した通り総務省消防庁の管轄。消防大学校は、防災のリーダーの養成を目的としていることから、対象をすでにキャリアを積んでいる消防庁職員と各都道府県の消防吏員に絞っています。また、学生の年齢の上限を50歳(※科によって異なる)などとしているため、年齢層も高めです。

一方、消防学校は東京都や神奈川県といった消防行政を設けている各地方自治体の管轄。対象としている学生は各地方自治体に所属する新任の消防士であり、研修機関として使われているのが特徴です。