小論文が上達する、おすすめの書籍3選
小論文がうまくなるには、講習や模試に参加するなどの慣れも必要ですが、書籍で小論文の良い情報を得るのも一つの手です。
この章では、小論文に関するおすすめの書籍をご紹介します。
全試験対応!直前でも一発合格!落とされない小論文
元NHKアナウンサーの講師が、小論文の12個の超重大ミスに焦点をあてた著書です。「なぜ、この書き方でダメなのか?」などを分かりやすく解説しているのが特長。話の流れが整理できていない、要約文が本文の切り貼りになっている……など、小論文で落とされるミスを詳しく解説しています。ほかにも頻出テーマを掲載しており、入試でも就職試験でも幅広く使える1冊です。各ポイントに例文が掲載されているので、分かりやすいという声も挙がっています。
参考
全試験対応!直前でも一発合格! 落とされない小論文|ダイヤモンド社
採点者の心をつかむ 合格する小論文
河合塾の小論文講師として活躍している著者が、合格する小論文のために必要なノウハウを中心に記した著書です。ほかにも、文中に起承転結や要約を入れる必要性、説得する書き方が分からない……など、小論文にまつわる疑問について解説しています。
参考
『採点者の心をつかむ 合格する小論文』中塚 光之介 著|かんき出版
伝わる・揺さぶる!文章を書く
ベネッセの小論文編集長だった山田ズーニーさんが手掛けた著書です。意見・論点・読み手・自分の立場などの7つの視点から、クオリティの高い文章を書くヒントが記されています。ほかにも「自分の意見が見つからないときは、小さな問いを立ててみる」などのノウハウも解説しています。
参考
伝わる・揺さぶる!文章を書く 山田ズーニー著|PHP研究所
おとなの小論文教室。|ほぼ日刊イトイ新聞
まとめ
小論文はよく作文と比較されることが多く、その違いについて取り上げられることもあります。作文は、自分の体験談と感想を文章としてまとめるものでありますが、小論文は、与えられたテーマに対し、的確に自分の考えや意見、理由を述べるものです。ほかにも小論文には、文体を「~である」「~だ」にしたり、文末に結論を入れたりするルールがあります。
また小論文は、無駄な表現が多く、具体的な言葉が抜けていると入試でもマイナスポイントになります。それを回避するためには、どのようなときに減点対象となるかをリサーチしておくことが必要であり、とにかく実戦練習をこなすことが大切です。
入試だけでなく、高校・大学の授業のレポートや、就職活動のシーンでも小論文を書くことがあります。学生のうちに小論文の正しい書き方を身につけて、文章作成のスキルを上げておきましょう。
参考
小論文はとにかく「イエス・ノー」に落とし込め――“小論文のカリスマ”が教える必勝法|文春オンライン
東大生が教える「文章が苦手」が一瞬で治るコツ|リーダーシップ・教養・資格・スキル|東洋経済オンライン
大学入試で「落とされる」小論文の代表例|落とされない小論文|ダイヤモンド・オンライン
小論文受験者の5割以上が「このミス」で落とされる!|落とされない小論文|ダイヤモンド・オンライン
読み手をイラっとさせる「ムダな表現」4選|落とされない小論文|ダイヤモンド・オンライン
山田ズーニー氏「書くことが、未来を創る」|AdverTimes(アドタイ)