CIA応募後のプロセス
CIAの職員募集にウェブサイトから応募した場合、審査に1年以上かかる場合があります。CIAへ応募した場合の合格までのプロセスをご紹介します。
面接と試験を受ける
ウェブサイトから申し込みをすると45日以内に電話面接があります。毎月数千人規模の応募が殺到するため電話面接であってもかなり待たされるようです。
電話の面接が最初の関門です。基本的な行動についての質問がされます。人によっては、電話面接の後に試験問題が入った書類が郵送されてきて、CIAへの志望動機や論述式の問題が出題されたり、ウェブサイトでIQのテストも行われます。これをクリアすると説明会と精神科医による診断を受けます。
CIAでは、厳しい任務に就くことができる精神力のある人間かどうかを見極めます。普段の行動パターンを審査するため、面接や試験が行われます。
参考
CIAの職員になるには? —— エントリーから面接、身元調査まで|Bussines Insider
身辺調査を受ける
CIAの受験者は、厳しい身辺調査を受けることになります。この身辺調査は約1年かかると言われています。
受験者の住んでいる場所、過去住んでいた場所、会社、親戚、交友関係などへの聞き込み調査などもあるようです。ここでも応募者がCIAの任務に就くのにふさわしい人間かを徹底的に調査するのです。身辺調査のプロセスで怪しい交友関係や行動がみられる人は排除されます。
厳しい訓練を受ける
身辺調査をクリアすると、連邦法執行訓練プログラムに参加して軍に入隊するときのような厳しい訓練を受けることになります。精神力、体力、銃の扱い方などさまざまな方面からCIAで活動するためのノウハウを学んでいきます。
終わりに
CIAの年収とCIAになるためのルートやCIAの応募後のプロセスについてご紹介しました。厳しい審査と訓練を通過した優秀な人材がCIAで働いています。ぜひ参考にしてみてください。
参考
Careers & Internships|CIA
ビンラディン殺害から中国スパイ工作まで、元CIA幹部が語り尽くす | 「一度この世界に入ったら後戻りはできない」 | クーリエ・ジャポン
How to Work for the CIA|the balance careers
Joining the Central Intelligence Agency|CIAAgentEDU.org
米国の市民権取得を計画中、その申請方法は?|ライトハウスロサンゼルス