<商業高校生の大学受験>先生・友達・授業がなくても何とかなる! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

商業高校から大学受験する際に苦労した点

私は、中学生の時からプログラミングやビジネスについて学ぶのが好きで、特に大学に行きたいとも考えていなかったので、商業高校に進学しました。しかし、高校に入ってから大学に進学したいと考えるようになり、推薦だと進学できる大学や学部に限りがあったため一般受験をすることにしました。商業高校から大学を一般受験する際に、苦労した点を実体験から紹介していきます。

英語や数学の授業数が少ない

一番苦労した点は、やはり受験に必要な科目の授業が学校で少ないという点です。特に英語や数学は身に付くまでに時間がかかるうえ、受験となると商業高校で学ぶ内容だと足りない部分があるので、学校外で塾や予備校に通って学ぶのは必須になってくると思います。普通科の生徒は学校で英語や数学など受験に使う科目を学校で学んだ上で、さらに学校外の時間で塾や予備校で学んでいることを考えると、普通科目の授業時間が少ない商業高校から受験することはかなり不利であるといえるでしょう。

受験情報に詳しい先生がいない

進学校だとある程度受験指導できる先生がいると思いますが、商業高校の場合は、過去に一般受験した生徒の情報などもあまりないためデータが存在せず、先生も受験指導をしたことがない先生が多いです。そのため、例えば志望校を決める時なども、塾や予備校に通い模試を受けた上で、チューターにアドバイスをしてもらう必要がありました。

周りに一般受験する友達がいない

基本的に受験勉強は1人でするものではありますが、同じような目標を持っている友達と共に勉強し切磋琢磨するという側面もあります。商業高校の場合だと周りに一般受験する友達はほぼいないので、ずっと1人で受験勉強する必要があります。特に就職や推薦の場合は秋頃にはだいたい試験が終わるのですが、一般受験の場合は冬以降に受験勉強が本格化してくるので、周りが落ち着いてきた中で1人で勉強するのは辛い部分もありました。