<商業高校生の大学受験>先生・友達・授業がなくても何とかなる! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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こんにちは。けいです!私は、普通科の高校ではなく商業高校出身で、商業高校から一般受験をして大学に進学しました。商業高校ではどのようなことを学ぶのか、普通科との違いについてや、商業高校から一般受験する際に苦労した点をご紹介します。

商業高校ってなに?

商業高校とは、ビジネスの知識を習得することを目的とした専門高校です。商業高校は単に商業科という名前の科があるだけではなく、コンピューターを中心に学ぶ情報システム科、会計を中心に学ぶ会計システム科、語学を中心に学ぶ国際コミュニケーション科など、学校により商業高校の中でも様々な学科があります。私が通っていた高校では総合ビジネス科という名前で募集されており、2年生から、情報ビジネスコース、会計ビジネスコース、国際ビジネスコースのうち好きなコースを選択できるようになっていました。

普通科との違い

授業の内容

普通科との一番の違いは授業の内容です。私が通っていた高校の場合は、1年生の時は、簿記の授業が週5時間、情報処理の授業が週3時間、ビジネス基礎の授業が週1時間など商業科目が週に合計10時間ほどありました。2年生以降は選択したコースでのより専門的な内容を学びますが、基本的にはどの学年でも授業全体の3分の1ほどは商業科目の内容でした。その分、当然ですが普通科目の授業数は少なくなります。例えば数学の場合、普通科の高校では1年生の時に数学Iと数学Aをそれぞれ学ぶと思いますが、私が通っていた高校では、数学Aは3年生の選択科目として履修できる科目だったので、履修しなくとも卒業することができました。

資格取得に力を入れている

商業高校は、資格取得に力を入れている高校が多いです。全商検定という商業高校生向けの検定や、日商簿記検定や情報処理技術者試験など一般の人も受ける検定など様々な検定を取得がサポートされていて、これらは就職や推薦での進学の際に役立ちます。私は在学中に基本情報技術者試験という国家試験の資格と日商簿記検定の2級を取得することができました。

商業高校の進路

商業高校というと、卒業後すぐ就職するイメージがあるかもしれませんが、私が通っていた高校では、就職と進学は半々ほどの割合でした。就職の場合は、商業高校ではコンピューターや会計の知識など会社に入ってすぐ役立つ知識を学ぶことができるので、普通科の高校と比べるとかなり有利になる印象でした。一方で進学の場合は、普通科目が少ない分、一般受験で受験するのはかなり不利なため、指定校推薦や公募推薦で大学に進学するか、専門学校に進学する人が大半でした。