【偏差値42→72!!】浪人で「成功」するってどういうこと? - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

こんにちは!とってぃです!
私は、一度大学受験に失敗し、1年間予備校で浪人生として勉強漬けの毎日を送っていました。落ちた大学は計8大学。どうして浪人したのか、そしてこれだけ実力がなかった私が、どのように浪人生活を送っていたのか、何がきつかったのか、浪人で成長したものは何か、を中心にお話します。

そもそもなぜ大学受験に失敗し、浪人した?

私が経験した浪人の時の勉強に対する意識と比べると、現役時代の受験勉強はペンをノートに当てて、文字をひたすら書くという「作業」にすぎませんでした。「今日はこんなにやった!」、「今日は何時間やった!」という自己満足的勉強でした。いくら時間をかけようと、いくら量をこなそうと、それを頭で理解して出来るようにしようという意識がなければ、何の役にも立ちません。私は、そんなしょうもない勉強がダメだと気付かないほど馬鹿だったのです。「現役生は最後まで伸びるから!」という言葉を安易に信じていた私には、大きな成績向上はなく、そのまま受験当日を迎え、合格発表で全て絶望的な結果に…
今では、バカな笑い話ですが、当時はかなりショックを受けていました。

ですが、姉が浪人している影響もあって、両親に頭を下げて浪人する決断を承諾してもらいました。何より、「出来ない自分が嫌い」という思いが強かったのを今でも覚えています。

浪人生ってどんな生活してるの?

浪人生の中にも違いがある

浪人生活のイメージは、ひたすらに一日中勉強している浪人生が頭に浮かぶ人が多いでしょう。ですが、意外と人によって違います。それは、本人の性格次第なところもありますが、大きく分けると、浪人に至る過程で大きく分かれています。

「実力派浪人生」

全ての浪人生が、現役時代に受けた全ての大学に落ちたわけではありません。一部の浪人生は、受かった大学もあるけども、どうしても行きたい大学があるからもう一年勉強するという決断をする人もいます。第一志望の大学に補欠合格するも結局0.1点足らず浪人を決断した友達もいました。僕は彼ら、彼女らのことを「実力派浪人生」と名付けていました。実力派浪人生達は、その名の通りある程度の実力はありますし、勉強する習慣、リズムを自分自身で把握しています。そのため、がむしゃらに勉強するのではなく決まった自分自身のペースで勉強している子が多く、そして彼らの大半が第一志望に順当に受かっている印象でした。

そうではない人達も・・・

一方、問題なのが現役時代に、滑り止めを含めた全ての大学に落ちてしまった「実力派ではない浪人生」です。もちろん、ここに私も含まれていました。暴露すると、浪人初めの浪人生だけの模試における偏差値は42。絶望的な数字です。このレベルから第一志望合格にありつける人は、一握りであるのが現実です。さらに、この浪人生の多くが、自分だけが納得している自己満足の勉強スタイルを持っていて、1分1秒が惜しいくらい勉強しなければならないにも関わらず、「もう一年あれば受かる」という謎の自信を持ちがちです。このような甘さが、志望校にたどり着かない大きな原因の一つとも言えるでしょう。