ケースワーカーの年収・平均給与について
ケースワーカーは、公務員として働く場合、民間施設で働く場合、アルバイトで働く場合があります。ここでは、ケースワーカーの雇用形態ごとの給与についてご紹介します。
地方公務員として働く場合
地方公務員としてケースワーカーをする場合の給料例として、東京都の初任給をご紹介します。他の公務員と変わらず、年齢が上がっていくと給料も上がっていきます。平均手当は、年収300万~400万円台とされています。これ以外に、扶養手当や住宅手当、通勤手当などが支給されます。参考に、東京都の初任給の例を紹介します。
選考種別 | 初任給 |
1類(24~31歳対象) | 183,700円 |
2類(20~25歳対象) | 157,100円 |
3類(高卒程度) | 145,600円 |
キャリア活用選考 | 244,100円 |
(試験・選考情報|東京都職員採用,初任給一覧|東京都人事委員会 より筆者作成)
民間施設で働く場合
民間施設で働く場合の多くは、医療施設の医療福祉担当です。医療施設によりますが、一般的には公務員として働く場合と同程度の給料水準であるようです。つまり、年収300万~400万円台をイメージしておけばいいでしょう。住宅手当や扶養手当、通勤手当などは、施設によって異なります。
アルバイトとして働く場合
最後は、アルバイトや非常勤職員として働く場合です。相談に乗るのであれば、社会福祉士の資格がなくても可能です。高齢者が多い地域や生活保護が必要な家庭が多い地域では、人手不足でアルバイトを積極的に採用していることがあります。
給料は時給か日給で支払われることが多く、時給だと1,000円~1,200円程度、日給だと8,000円程度のようです。
まとめ
ケースワーカーは、地域に密着し、生活に困難を抱える人をサポートする仕事です。高齢化や不登校の問題、生活保護世帯の自立など、社会には多くの課題があります。そんな課題に現場で向き合っているのがケースワーカーの社会的な役割は大きく、責任と魅力も大きいでしょう。ぜこの記事が、子供の進路選択の参考になれば幸いです。
参考
東京都職員給料表(平成31年4月1日適用)|東京都人事委員会
ケースワーカーに必要な資格と試験とは?難易度・内容を徹底解説|Career Picks
ケースワーカーになるには?仕事内容と年収と資格について【職業図鑑】|STUDY FOR.