1日の過ごし方の例
1年間浪人して東京大学に合格した、浪人生の1日の過ごし方を一例としてご紹介します。この方は、高校で部活に熱中していたため、現役中に二次試験対策ができず不合格に。悔しさから、再チャレンジに奮起しました。
平日の過ごし方
- 8時 起床、朝食
- 9時 予備校へ移動
- 10時 講義
- 12時 昼食
- 13時 講義
- 15時 自習
- 22時 帰宅して、夕食やリラックスタイム
- 24時 英単語、古文単語
- 25時 就寝
- 休日の過ごし方
- 8時 起床、朝食
- 9時 予備校へ移動
- 10時 自習
- 12時 昼食
- 13時 自習
- 19時 帰宅して、自習
- 22時 夕食、リラックス
- 23時半 英単語、古文単語
- 25時 就寝
平日は、予備校の授業があるため、8時に起きて10分だけ単語を覚え、自転車で予備校まで通いました。休憩時間は、授業の復習や予習に充てていました。昼休みは、昼寝の時間です。午後の授業が終わってから、15~22時まで自習室にこもって勉強。帰宅後は、疲れ切っているので単語だけ覚え、お風呂に入ってから就寝していました。休日でもペースを保って、講義を受ける時間帯に自習室で勉強するなど、1日約13時間勉強しました。自習では主に、授業の復習や単語の暗記に取り組んでいたようです。モチベーションを上げるため、自分の得意な科目から始めていました。時間を区切って、全教科まんべんなく学習したそうです。得意な科目はパラパラめくるだけ、苦手な科目には十分な時間を割いて取り組みました。その結果、現役中にはD判定だった模擬試験が、高校卒業後の夏にはA判定に。予備校でライバルを決め、あえて競争することでモチベーションにつなげました。
センター試験後の過ごし方
彼が浪人生活中、最もモチベーションが下がりやすかったのが、センター試験直後です。二次試験対策の合間にセンター試験対策をすることで息抜きできていましたが、それがなくなってしまうと切羽詰まってしまったようです。別の息抜きを用意しておくといいかもしれません。散歩や書店に行く、外の空気に触れるなど、気分転換すると頭の中を整理できます。二次試験直前には、テキスト、過去問、模試の3つを繰り返して復習することに時間を充てたようです。本番では、現役で受験したときよりも緊張感はなく、「一度受けているから大丈夫」とリラックスした状態で臨むことができたようです。
終わりに
浪人を経て無事志望校に合格できれば、待ちに待った大学生活が始まります。1年間の遅れを取り戻すくらい大学生活を有意義に過ごして、将来の進路に役立てましょう。
参考
先輩に聞く!失敗しない浪人生活の過ごし方|河合塾
浪人生活は辛い?楽しく有意義に過ごす方法(スケジュールや息抜き)は?|ニュース&イベントナビゲーター
最高の浪人生活を送るための7つの原則|センセイプレイス
【失敗しない浪人中の過ごし方】予備校生活から恋愛、就職事情も紹介!|Studyplus