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志望校に合格できず、1年間浪人して再受験を決めてからの過ごし方はとても大切です。どんなことを意識して過ごせばいいのか、モチベーションを維持するための秘訣などをご紹介します。
もくじ
浪人中の生活における10のポイント
規則正しい生活を送る
同じ時間に寝て、同じ時間に起きる。睡眠をきちんと取って、規則正しい生活を送りましょう。睡眠時間を確保できれば、その分勉強に集中できます。睡眠不足の状態で勉強しても、集中力に欠け、効率的ではありません。毎日の過ごし方に同じリズムが生まれれば、勉強のスケジュールも立てやすく、目標に向かって進んでいけるでしょう。食事を取る時間まで決めると、体内での消化時間もあわせてリズムが取りやすくなります。食後の眠くなる時間も考慮しながら、スケジュールを立てるといいかもしれません。朝起きるのがつらい場合には、朝一番に「自分の好きなことを30分だけやる」と決めておけば、起きるのも苦ではなくなるでしょう。好きなことは、ランニングやダンス、動画視聴、料理など何でも構いません。
先々のスケジュールを決めておく
浪人生活では、1日ごとのスケジュールを決めておくことが大切です。しかし、それ以上に重要なのが年間でのスケジュール設定。年間を通して、受験シーズンまでモチベーション維持し、勉強し続けていく必要があります。志望校から求められる各教科の偏差値を達成できるよう、教科ごとに目標を決め、月ごとのスケジュールに落とし込んでいきましょう。注意が必要なのは、夏から秋にかけての中だるみしやすい時期。春から勉強を始めて、夏休みをピークにちょうど息切れしやすい時期です。また、定期的な模擬試験の結果に一喜一憂することもあるでしょう。特に落ち込んでしまったときは、周りの人に早めに相談。悩みを1人で抱え込まないように頼れる人には頼りましょう。浪人生活の目標は、志望校に合格することです。モチベーションでペースを乱さないように乗り越えていくといいですね。
予備校や高校の先生を頼る
勉強でつまずいてしまう場面は、浪人生活中に何度もあるでしょう。そういったときに分からない箇所を放置しておくと、その後の勉強でますます分からなくなってしまいます。分からない箇所があれば、しっかり解決しておくことが大切。予備校に通っていれば、予備校の先生に、自宅浪人なら高校時代の先生に頼って、疑問点を分からないまま放置しておくのではなく、しっかり解決しておくといいでしょう。周りに遠慮してしまうと、結局自分の学習が進まず、困るのは自分です。頼れる相手がいるのであれば、お願いして力を借りておきましょう。そして、合格した暁には感謝を伝えれば喜ばれるでしょう。
たまには息抜きをする
朝から晩まで勉強漬けの日々が続くと、どんな人でも疲れてしまいます。あくまで年間でのロングランとみて、ほどよく息抜きしていきましょう。あらかじめスケジュールに息抜きを組み込んでおくと、確実に時間を確保できます。「もっと復習した方がいいから」「少しでも勉強を進めたい」という心理が働くかもしれませんが、その時間だけは勉強のことを一切忘れて息抜きに集中しましょう。休むことも受験勉強の一環です。息抜きには、自分の好きなことをするのが一番です。例えば、ランニングやカラオケ、日帰り旅行、映画鑑賞、スポーツ観戦、音楽ライヴなど。自分が楽しめる息抜きを選んでみてください。
体調管理を徹底する
1週間、片時も勉強机から離れないくらい集中して勉強したとしても、それが原因で体調を崩してしまい、翌週まともに勉強できなくなっては元も子もありません。遅れを取り戻す方がより負担になってしまいます。体調を安定させて、勉強し続ける習慣を身につけていきましょう。そのため、体に異変を感じたら無理をせずに休みましょう。その日は勉強できなかったとしても、翌日から本調子で勉強を再開できます。特に受験直前の追い込みシーズンには注意してください。一番詰め込みたい時期だからこそ、無理をしてしまうかもしれません。しかし、それが原因で受験本番に体調不良となり、まともに力を発揮できなかったとなれば悔いが残ってしまいます。日々の体調について、日記やスケジュール帳にコメントしておくと、異変に気づきやすくなります。