浪人から受験を成功させるための生活のポイント、スケジュール管理とは? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

基本的には独学と思う

浪人生の中には、予備校に通う方もいるでしょう。ですが、前提として予備校に頼りきることはやめておきましょう。予備校は完璧ではありません。予備校で言われた通りにやったとしても、成績アップや志望校への合格を保証してくれる訳ではありません。予備校に対して受け身の姿勢で学んでも得るものは少ないでしょう。あくまで、自学自習の姿勢、主体的に勉強に取り組むことが大切です。予備校を「使いに行く」つもりで通いましょう。予備校の授業を終えたら、学んだことを自習室でしっかり復習します。自習室での学習時間は独学です。受験勉強のかじ取りをしているのは自分だという意識を持って取り組みましょう。

向上心のある浪人仲間を作る

予備校では、学校の友人とは異なる仲間に巡り合える可能性があります。出会えるといいのが、高い志を持った浪人仲間。あまりやる気のない人といるよりは、大学合格に燃えている同志を見つけられると、お互いに切磋琢磨できるでしょう。モチベーションの維持にもつながります。ただし、お互いに予備校に通っている生徒として、相手に迷惑のかからない距離は保ちましょう。刺激し合えるといい関係が築けます。相手から受験勉強に関して学べることがあれば、どんどん吸収していきましょう。また、たまにはお互いの将来の目標や夢を語り合える時間を作るのもいいかもしれません。

前向きにチャレンジする

志望校に向けて勉強するなかで、なかなか結果が出ず、前向きになれないときもあるかもしれません。「自分にはここまでしかできない」と限界を決めず、自分の可能性を信じてやり続けましょう。自分にできることはすべてやるつもりで、前向きにチャレンジしていくことが重要です。

浪人生活を楽しむ

浪人生活を「嫌な期間」ではなく、将来につながる「大切な期間」としてとらえましょう。志望校に落ちて、合格するまで1年間勉強することになりますが、それを「嫌な期間」としてとらえてしまうと日々を楽しめなくなり、モチベーションも上がりません。浪人生活の後にはどんな大学生活や大学卒業後の人生が待っているのか、将来までの見通しを明るくして、それにつながる大切な時間を過ごしているのだと考えましょう。その上で、少しずつ勉強の成果を出すこと、たまの息抜きを楽しむことで充実した1年間を過ごしてみてはどうでしょうか。

恋愛は分をわきまえて

浪人生活中に好きな人ができてしまい、お互いに思いが通じて恋愛に発展することもあるでしょう。恋愛自体は悪いことではありませんし、恋人の存在が勉強のモチベーションにもつながるかもしれません。しかし、自分が今何のために時間を過ごしているのか忘れないようにしましょう。息抜きでたまにデートをするくらいはいいですが、恋愛にうつつを抜かして勉強がおろそかになってしまっては本末転倒。途中で失恋して、勉強に支障が出てしまうようなことが起こるかもしれません。分をわきまえた上で、恋愛を楽しみましょう。最優先は、志望校に合格することです。