海外留学を無駄にしたくない!留学が失敗する原因と対処法 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

海外留学は一般的に日本で英語を学習するよりも、多額の費用がかかります。だからこそ「絶対に失敗したくない!」と誰もが思うものです。しかし、残念ながら念願の海外留学を失敗に終わらせてしまう人は、少なからずいます。失敗をしないためには、失敗の原因をあらかじめ把握しておくことが重要です。

当記事では、日本人が陥りやすい海外留学が失敗する原因と、その対処法を解説します。留学前の参考にしてください。

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海外留学の失敗とは?

海外留学の失敗とは、渡航前の目的を達成できないことを指します。目的は留学者によって異なりますが、失敗の種類は大きく分けると以下の4つに集約できます。

語学力が向上しなかった

目標とする語学力のレベルに達しなかった場合は、留学が失敗したといえるでしょう。

  • 留学したら英語がペラペラになると思ったのに、実際は全然話せるようにならなかった
  • 帰国後に受けたTOEICで思うような結果が出なかった

目標とする語学レベルは人それぞれですが、理想と現実の差に開きがあると受けるショックも大きなものに。留学していたことを知る周囲の目もあるため、帰国後に語学で成果を出せないと苦痛を味わうようです。

海外生活を楽しめなかった

海外での生活に不満を持ちすぎて、留学生活が嫌になるケースです。便利な日本の生活に慣れているためか、何かにつけて「衛生観念が低い!」「時間にルーズ!」などとマイナス面を見つけがちに。その結果、終始イライラしている、不愉快な気分でいるという人がいます。

文化や風習、国民性などの違いに対応できず、海外生活に嫌気がさしてしまうと留学は良い思い出とはならないでしょう。

外国人の友達を作ることができなかった

留学は、日本では知り合えないさまざまな国の人と親しくなるチャンスでもあります。外国人の友達をつくって見識を広げたいと考えるのは、自然なこと。友達になるには、積極的にコミュニケーションを取る必要がありますが、シャイな日本人にはなかなか難しいようです。

心身にダメージを受けて帰国した

慣れない環境にいると、心身ともにダメージを受ける人は少なくありません。留学する時期や国によっては、一日中どんより曇っていている暗い日ばかりだったり、寒暖の差が激しい地域だったりすることもあります。

それにより、うつ状態の気分や体調不良に陥ることがあります。気候の変化は心身に少なからず影響を及ぼすのです。そのほかにも、食事が合わなかったり、ホームシックで孤独感を深めたりする人もいるようです。