保険会社で働く!職種別に仕事を紹介! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

保険会社事務職の仕事内容

保険会社事務職の仕事内容
保険会社の仕事というと生保レディをはじめとする外勤、営業が目立ちますが、その一方で本社や支社に内勤でデスクワークをメインとする事務職に従事している人も多くいます。保険料収納や保全業務、保険金支払い業務など、さまざまな業務内容があります。

保険の営業を担当する外交の仕事は、直接顧客の職場に足を運び相手の顔を見て営業活動をしますが、事務職は現場に出向くことはほとんどなく、書類作成や処理、電話応対などが主な仕事となります。一般的にはあまり知られることがない保険会社事務職の仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。

内勤で営業のサポート・書類作成

保険商品の新規契約、更新、アフターフォローなどは、営業を担当する外交員や保険セールス担当職員の仕事となります。営業は足で稼ぐのが基本となるため、1日にできるだけ多くの職場を訪れ、新規開拓を含めた営業を効率的に行うことが業績につながります。

保険商品は加入者の年齢や家族構成、人生設計に合った保障内容など、個人によって提案する最適なプランが異なります。保険会社の事務職は、営業がスムーズに行われるための資料作成や提供、申請書類の作成など、内勤でなければできないサポートを行います。

保険給付金の手続きや顧客からの問い合わせに対応

保険会社の事務職のなかでも最も多いのが保険金給付金の手続きについての対応です。病気や事故で配偶者が亡くなった場合、自分が受取人になっていることを理解していてもどのような流れで保険金の給付を請求すればいいか分からない人がほとんどでしょう。

また、生命保険には入院特割や手術保証、最先端医療保障など、さまざまな種類があるため、病気治療で保険が適用されるかどうかは、顧客にとっては大きな問題となります。さまざまな顧客からの問い合わせに対応するための豊富な知識や経験が問われる仕事です。

コールセンターで問い合わせ対応

保険に加入していても次々の掛け金は給料から自動的に引き落とされるため、特に意識することなく生活を送っているのではないでしょうか。特に男性は細かい保険内容などを把握していないので、生命保険でもレジャーでの物品破損などの保障があることすら知らないこともあります。

病気やけがで入院した際に初めてどのように保険金の支払いを申請すればいいかで迷うこともあります。コールセンターでは、保険金申請の流れや保険の保障内容、解約や更新、新しい商品への切り替えなど、さまざまな質問や疑問に電話で答えるプロとして各種問い合わせに対応しなくてはなりません。

保険会社営業・外交員の仕事内容

保険会社営業・外交員の仕事内容
保険会社の花形、働き頭といえば、やはり外勤の営業、外交員です。自分の足と話術を武器に新規契約を獲得することによって業績につながります。

外交員の場合は固定給が設定されていないことが多く、ほとんどが歩合制です。頑張っただけ業績があがり、それが収入に直結します。そんな保険会社の営業・外交員の仕事内容にはどんなものがあるのでしょうか。

個人営業:新規顧客獲得・アフターフォロー

個人で保険の外交をする場合は、新規顧客の獲得を目指してさまざまな職場を飛び込み訪問することが必要となります。保険会社で担当する職域を指定されることも多く、官公庁や一般企業など与えられた職域に足を運ぶことが仕事となります。

保険に関心がなさそうな方であっても世間話などから何とか商品の提案につなげる話術やコミュニケーション能力が必要となります。また、既に契約中の顧客に対しては、近況や保険で困っていることがないかを聞くことが更新や新たな商品の販売など、次のステップにつながるものとなります。

外交員:個人事業主として会社と契約して保険販売を行う

保険の外交員は個人を相手に営業活動を展開することが一般的です。業績をあげるためには、1日何軒も顧客のもとを訪れ、新規契約を結ぶ必要があります。移動や顧客の休憩時間に合わせて待ち時間があるなど、無駄な時間が多くなることもしょっちゅうです。

個人事業主である場合、毎日の個人的な営業活動だけでは大きな利益を得られないこともあります。会社と法人契約を締結することができれば、1回の営業だけで大口の保険契約を得ることができ、効率的に利益をあげることも可能となります。

代理店営業:保険代理店や保険ショップで保険の提案

保険の営業には、外交員として顧客の職場を訪ねる訪問型のほかに、保険代理店や保険ショップなどの店を構えて客が訪れるのを待つ店頭型があります。大型ショッピングセンターなどでよくみられるもので、なかには多種多様な会社の商品を扱う総合窓口のようなお店もあります。

自ら訪れる客は保険に関する興味や関心も高いため、商品を売り込むのにはうってつけです。ただ、複数の保険会社や商品を比較検討して決定することが当然の流れとなるため、次々に登場する新商品をはじめとして、商品の特徴やメリット、デメリットなどをきちんと説明する力が求められます。

まとめ:保険会社で働こう

まとめ:保険会社で働こう
保険会社は、保険の加入者に万が一のことがあった際に給付金を支払う仕事がメインであり、加入者が支払う保険の掛け金が主な収入源となります。保険会社には、営業やセールスでおなじみの外交員の仕事のほか、保険会社の中枢としての役割を担う総合職、営業をサポートする事務職などの仕事があります。

総合職や事務職は内勤が基本となり、特に会社の要となる総合職は高学歴で能力の高い人が多いという特徴があります。また、営業は自分の頑張りがそのまま収入に直結するという特徴もあり、やりがいを見出すこともできるでしょう。もし子供が保険会社で働くことに興味を示したら、適性にあった仕事を選べるように子供に合った職種を一緒に検討するなどしてみてはいかがでしょうか。親も子供たちの夢を追うサポートができるよう、早くから情報収集に勤めておきましょう。

関連サイト:【子供に人気の職業】保険の仕事にはどんな種類がある?向いているのはどんな人?

この記事をかいた人

アバター画像

cocoiro編集部

cocoiroは常に更新し成長する「教育百科」です。 教育に関心を持つお父さん・お母さんに向けて、 事実や経験に基づき最新の教育情報を提供するメディアを目指しています。 子供一人ひとりと向き合い理解するために、 信頼性が高く分かりやすい情報を発信します。