国会議員の年収とキャリア
最後に国会議員の年収とその先のキャリアを解説します。国会議員になることで、どのような待遇を得られるのか、またどのようなキャリアを構築できるのかを理解することで、準備の仕方も明確になるはずです。
国会議員の年収は2,000万円超?
国会議員の年収は議員報酬と期末手当の2つで構成されています。そして、年度ごとの予算によって多少の変化があるものの議員報酬として1,500万円ほど、期末手当として600万円ほどの金額を国会議員は手にすることができます。
ただし、衆議院議員の場合は4年、参議院議員の場合は6年と任期が決められており、再選されなければ国会議員としての報酬はなくなります。
参考
国会議員にとってのキャリアアップとは
国会議員としてのキャリアは実績によってさらに大きく飛躍します。そして、その最たるものが日本の最高権力者である総理大臣です。総理大臣は国会議員からの投票によって決められ、特別な権利が与えられます。また、議員報酬が年間2,500万円ほど、さらに月収の18%に当たる地域手当が250万円ほど、そして600万円ほどのボーナスが年2回支給され、おおよそ4,000万円ほどの年収を手にすることができます。
まとめ
国会議員になるには供託金と呼ばれる資金と、当選するだけの人間力が求められます。難しいイメージのある国会議員ですが、資格や学歴、経歴は必要ありません。ただし、法案の審議を進めるための専門的な知識や支援団体とのコミュニケーション能力など、多くの能力が必要です。
子供の将来の選択肢として、国会議員を検討している親御さんは学力だけでなく、国民を思い続けられるような人間力を養成しておくべきといえるでしょう。
参考
「お金が欲しいなら他の仕事がいい」 落選した国会議員が見た政界|ハフポスト
国会議員の仕事内容、なるには、給料、資格など|Career Garden