国会議員になるには?なるためのルートや年収、キャリアを徹底解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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非常に高い待遇を受けられるイメージのある国会議員ですが、実際になるためのルートや仕事内容が分からないという方も多いのではないでしょうか。今回はそんな方々へ、国会議員になるための情報を分かりやすく解説します。子供が将来就く仕事の1つして、国会議員を検討している親御さんは、そのイメージをより具体的にしておきましょう。

国会議員になるには?

なるのが難しいというイメージのある国会議員ですが、実は資格や学歴、経歴は必要ありません。日本国民であり、満25歳以上または満30歳以上でありさえすれば、国会議員になるための被選挙権を得ることができます。

ただし、国会議員になるためには、資金というハードルが設けられています。立候補する際に供託金と呼ばれる資金が必要となり、衆議院小選挙区選出議員や参議院選挙区選出議員では300万円、衆議院比例代表や参議院比例代表では600万円ものお金が必要になります。

そして、この供託金は一定の基準を超える得票数を得なければ没収されるというルールがあるため、立候補には非常に大きなリスクを抱えていることも理解しておきましょう。

国会議員の3つの仕事内容

難しい仕事をしている国会議員ですが、これからご紹介する3つの仕事を行っています。法案の審議や専門分野に関する情報収集、さらに支援団体との意見交換など、非常に忙しい日常を送り、国民のための政治を行うために奔走しています。

国会議員の仕事内容(1)法案の審議

国会議員の最も重要な仕事内容が法案の審議です。法案は議員や内閣から案として提出され、それぞれが所属する委員会ごとでの審議が行われます。委員会には常任委員会と特別委員会の2つの種類があり、常任委員会はさらに17の委員会に細分化され、それぞれの委員会で法案の審議が進められるのです。

委員会での審議を終えた後に、議員全員が出席する本会議での審議が行われ、必要性が認められた法律だけが採決されます。

国会議員の仕事内容(2)専門分野に関する情報収集

国会議員の2つ目の仕事が、専門分野に関する情報を収集することです。国会議員は先ほどもご紹介した17の委員会のうち、専門的な知識を持つ委員会に1つ以上所属する必要があります。そして、その委員会内をより適切なものにするために、それぞれの国会議員は自らの専門分野に関する情報を集め続けているわけです。

さらに、業界団体や省庁の関係者などに直接話を聞くことで、人脈を構築する機会としている国会議員もいます。

国会議員の仕事内容(3)支援団体との意見交換

国会議員は法案の審議、専門分野に関する情報収集の傍らで、支援団体との意見交換も行います。国会議員は専門的な知識を持っているだけでなく、投票してくれた支援者との関係も継続する機会を持ち続けなければなりません。地元の人たちとのコミュニケーションを通じて、国民がどのような法案を求めているのかを模索します。