ソムリエになるには?仕事内容や年収、キャリアを徹底解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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高いサービスを提供できる安心感を与えるのがソムリエという仕事です。今回はそんなソムリエの仕事内容や年収、キャリアについて分かりやすく解説していきます。子供が進む将来の選択肢のひとつとしてソムリエを検討している親御さんは、これから紹介する情報をしっかりと把握しておきましょう。

ソムリエになるには?

日本ソムリエ協会や全日本ソムリエ連盟などの団体が、ソムリエとしてのスキルを認める資格を設けていますが、ソムリエとして働く際に必ずしも資格は必要ありません。顧客に対して、提供するワインや食事の付加価値を高めるためにあるに越したことはないでしょう。

ただし、ソムリエとしてのキャリアを形成するためには、日本ソムリエ協会や全日本ソムリエ連盟など団体が設けている資格は避けては通れません。勤める飲食店によってはいくつかある資格から難易度の高いものを取得することで、より良い待遇を受けられることがあります。

ソムリエ認定資格を取得するためのルート

ソムリエとして客前に立つためには、専門的な知識や、事前に取得しなければならない資格はありません。ただし、ソムリエとしてのキャリア形成を検討している場合には、調理に関する学科・コースのある専門学校を卒業し、飲食店で実務経験を積むというルートが一般的です。

認定団体があるソムリエ認定資格の違いとは

ワインや食事に対して、より高い知識をアピールできるソムリエ認定試験ですが、日本には認定団体が2つあります。日本ソムリエ協会と日本ソムリエ連盟ではワインや食事に対する知識を身につけるという共通した目的があるものの、そのカリキュラムなどに違いがあるため、事前にどちらの団体の認定を受けるかを決めておきましょう。

参考

一般社団法人日本ソムリエ協会

日本ソムリエ協会の試験内容とは

より専門的な知識を身につけられるとされているのが、日本ソムリエ協会認定の試験です。日本ソムリエ協会の認定試験には、一次試験実施日までにワインやアルコール飲料を提供する飲食サービス業での勤務を通算で2年以上経験する必要があり、接客やワイン、食事に対してある程度の知識が求められます。

また、日本ソムリエ協会の試験は、年に1度。サービスやワインの管理についての筆記試験の一次試験、テイスティング論述の二次試験、ワインの開栓やデカンタージュのサービス実技の三次試験が行われます。全体の合格率は40%ほどとされ、資格取得のためにはプロとしての意識も求められるでしょう。

参考

一般社団法人日本ソムリエ協会

資格保有者・合格率一覧

全日本ソムリエ連盟の試験内容とは

日本ソムリエ協会の認定資格よりも、導入的な意味合いが強いのが全日本ソムリエ連盟の認定試験です。全日本ソムリエ連盟の試験には受験資格がなく、20歳以上であれば、誰でも受験することができます。

飲食店などでの実務経験は必要なく、通信プログラムや自宅で学べるプログラムなどが用意されており、一から接客やワイン、食事に関する知識を身につけたい方におすすめです。

参考

全日本ソムリエ連盟(ANSA) | ワインコーディネーター/ソムリエ認定